10年ぶりにセックスをした女4
そこからは私のペースで事は進んだ。
彼女をベッドに寝かせた私は耳やうなじ、首にリップをしながら上半身に丁寧に愛撫を加えた。
ブラのホックを取るという作業は何度経験してもあまり巧くはならない。要するに不器用なんだな。
私はそれを少しでもスムースに行う意味もあって彼女にうつ伏せになるように誘導して背中に舌を這わせていった。
彼女の口からは既に吐息と悦びの声が漏れていた。
そして、私の作業行程の一部としての背中への愛撫は彼女のツボをおさえたらしく、そのトーンは高くなっていったのである。
自然と私も興奮の度合いを高めた。
ブラのホックを外した時に彼女は言った。
「部屋を暗くして。」
私は部屋の灯りを落とした。
スカートも脱がせ、仰向けにするとキスをして、再び顔から下に向けて愛撫を始めた。
暗くなったことで彼女の緊張感もやや解けたのかもしれない。
ボルテージは高まり、声は部屋の中に轟いていた。
私は乳房にリップをした。
小ぶりなおっぱいの先には既に愛撫を待っているかのようにツンと天井を指した乳首があった。
しかし、安易にそこに口は近づけず、私は腕にリップをし始めたのであった。