これさえなければもう少しサイトでモテたかな?ということ。
出会い系サイトでは25人くらいの女性と肉体関係を結んできた。
これが多いのか少ないのかはわからないのではあるが、始めてから現在に至るまで「日照り」だったことはほとんどないため、満足しないといけないのだと思う。
会ってもセックスに至らなかったケースもあるが、私からお断りをしたケースは皆無であることもあり、お会いすればだいたいがセックスをしている。
あくまで出会い系サイトに登録をしているというレベルの中ではどうやらそこそこであるらしい。
出会い系サイトを利用して私と最初に出会ったと言っていた女性が多かったが、その割には出会いの時に落ち着いていたし、ベッドでも堂々としたものであったりした。
本人が初めてだというのであるから、それ以上詮索する必要もないということになるが、「初めて」という心理は所謂「ヤリマン」ではないとことを言いたいのであろう。
私が何人目か、と正直に話してくれる女性も何人かいたが、「サイトで出会える人とは思えない」などというお褒めの言葉を頂いたこともある。
ただ、私が入口からシャットアウトされることがあるのだった。
「この人いいかなぁ」と思って、プロフィールを見ていくと書いてあるのである。
「喫煙者はお断りします」
まぁ、確かに時代じゃないんだよね。
実社会に於ても「喫煙者=自己管理能力がない」と考える人もいるくらいだからね。
私の仕事は他人さまの話を聞く限りかなりストレスの高いものらしい。
そのストレスの解消方法がタバコとしてしまっている以上やめられないのだ。
さすがに不倫相手の間口を広げるために仕事に支障を来すかもしれない禁煙をするということはできないのだ。
もし、非喫煙者ならもう少しモテたのかもしれないけどね。
何人か、きちんと喫煙者であることを伝えた上で「喫煙者お断り」の女性にアプローチしたこともある。
そして「貴女の前では吸わないから」と約束してお付き合いに至ったこともある。
でも、もうそれは止めにした。
やはり無理があるのである。
中には「吸ってもいいよ」と言ってくれた女性もいた。
でも、それはお相手が無理をしていることになる。
キスをする前、セックスをする前には喫煙OKな女性であってもマウスウォッシュする。
しかし、普段から喫煙していると身体にニコチンが染み込んでいると思うんだよね。
今の彼女は「気にしないで」と言ってくれる。
かつて一時期本人も吸っていたみたいだ。
セックスのインターバルでも「吸って来たら?美味しいよ」と言って送り出してくれる。
そして、タバコを吸った後の口にもキスをしてくれる。
本当にデキた彼女なのである。