電話番号を聞く
携帯電話というものが世の中に出て四半世紀が経つ。
私の学生の頃は固定電話しかなく、その番号を女性から聞くことがお付き合いの開始に等しかった。
それに較べたら、今の世の中、携帯の番号を教えたり聞いたりするのは当たり前のことになったよね。
私は仕事をしている時に名刺交換をして、名刺に携帯の番号が入っていたとしても、事務所の固定電話にかけるようにしている。
先日、ある取引先の30代の男性からこう言われた。
「携帯にかけてもらっていいんですよ。というか、携帯にかけてください。事務所に戻って電話メモが残っている方がストレスなんです。」
あぁ、そういう感覚もあるんだな、と思った。
今の時代はそちらの方が考え方としては主流なのかもしれないね。
女性との出会いにおいても、今や携帯電話の番号を聞く、そして教えるというのはごく当たり前のこととなっている。
まぁ確かに何を買うにしても連絡先に携帯の番号を書くのだから当たり前と言えば当たり前の話。
ただそれも個人情報を流出させているわけだから、今後お付き合いの方向でいい、というサインではあるのだろう。嫌な奴にはそれさえもしないだろう。
今やスマホの時代。子どもでも持っている。
そして連絡手段はラインということになる。
このラインの出現によって更に連絡先は聞きやすくなったと言える。
いきなりラインIDを入れてくるのは業者なのだろうけれど何回かやり取りをしているうちに女性が慮ってIDを教えてくれることもある。
私はサイトの料金は「必要経費」だと思っているし、基本的には出会ってお互いに気に入るまではサイメでやり取りするのがいいと思っている。
しかし、女性からIDを教えてもらって、こちらが教えないというのも「警戒心の高い男」と思われるので、教えるようにしている。
ラインでやり取りを始めてしまうとサイメに戻ることはまずないし、もし戻ることがあれば別れる時ということになる。
何れにしても言えるのは、こうした連絡手段の多様化が出会いをよりハードルの低いものとしていることは間違いないね。
ただ、昔の固定電話時代のように電話番号という連絡手段を聞いたからと言って、即お付き合いの方向にとはなり得ないということも事実。
古い男は勘違いしないようにしないといけないね(笑)