ゆきずりが多いと言った女7
私は慌ててコンドームを装着すると、いきり立ったぺニスを彼女のヴァギナの中にズブッと奥まで挿れた。
余裕の一つもないインサートであった。
この時点で彼女はかなり経験値が高いということはわかっていた。
もし、今同じように「挿れて」と懇願されたならば焦らすように前戯を続けてそう簡単にはインサートしないという態度に出ているであろう。
しかし、女性経験が少なかった上に初めてベッドでオスを求められたのである。
本能に任せるかのように私は彼女にぺニスを突き立てるしかなかったのだ。
「ああぁ」
後から知ることであったが彼女のヴァギナの中は非常に敏感に出来上がっていた。
その深いため息のような声に私はいっそうの興奮を覚えたのであった。そして、猛然と腰を振った。
「あっ、あっ、あっ、」
亀頭が奥に当たる度に彼女の口からは声が漏れた。
このままテンポ良くピストンできていれば良い。
しかし、既にコントロールを失った私は彼女の声に合わせて腰を強く振った。
ぺニスの根元に限界を感じた時にはもはや時は遅かったのであった。
「ダメだ。逝きそう」
私はギブアップを宣言した。
「いいよ。たくさん出して」
背中に回っていた腕が私を抱きしめるようにした。
制御不能の腰は更に回転数を増し、そして果てたのであった。
私の全体重が彼女にかかった。
「やっちまったな」
というのが、私のその時の思いであった。
しかし、こうした反省は後に生きてくれれば、との思いも同時に生まれたのだ。
情けないファーストタッチであったが、私にはこうなってしまってもやや「勝算」のようなものがあったのだ。
私は次の行動に出たのだ。