女性はデリケートなものである、と常に思う。

間違えてはいけないことであると思っている。
女性というのはデリケートな生き物であるということは常に意識しないといけない。

男という生き物は逆に荒々しくあることが是とされるし、それを異性から求められることもある。

しかし、客観的にはそうであったとしても自らの相手にそれを求めているか？と言えば必ずしもそうではないと思われるのである。

デリケートな生き物に対してはデリカシーを持って接しないといけないということなんだね。

だから心の動きを大切にし、態度もまたそうしていかないといけないのであろうな、と思う。

人の尺度を計るのはいろいろなものさしがあると思う。

何をも上回る見た目があればいいが、それは持ち合わせない中で一番わかりやすいのは社会的な立場である。

私がこういうことを半ば「堂々と」しているのも、胸を張れる程度には社会的に認められているということなのかもしれない。

しかし、だからといってそれをあからさまに出すことが女性に対していいか？と言えば、そうではない。

そんなことは言わずとも不倫相手の女性はわかっているし、男に抱かれるための最低の必要条件くらいに思っていると思わなければいけないと思うのだ。

あくまで謙虚に接しなければならないし、デリカシーを持って接しないといけない。

「貴方の全てが好き」と言われても、（有難い言葉ではあるが）それに甘えて気持ちが赴くままに接してはならないと思っている。

その思いの中心にあるべきなのは「女性はデリケートな生き物」ということなのである。

間違えてはいないと思っている。

私に近しい人が「不倫」を望んでいる。
彼女が欲しいらしい。

立場上のことを前面に出せば彼女はできると思う。

しかし、永続きはしないだろう。
なぜなら、残念ながら彼はデリカシーに欠けるからだ。

生意気なことを言っているが、これは不倫をする中で学ばされたことでもあるから、一朝一夕にはいかないし、それをいきなり求めてはいけないのであろう。

一度くらいわがままで面倒くさい女性とお付き合いしないとわからないことなのかもしれないね。

今さらながらにその女性に感謝するところではあるんだよね。

デリカシーを学んだという点において。