ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

優秀な営業マンは女を口説けるというのは正しいとは思うが

よく言われる言葉だ。

私が若い時に上司にあたる人が酒の席で自らの営業能力を自慢した後に10歳くらい年下の女性にそれを言い「いつでも君を口説ける」くらいのことを言っていた。

言われた女性の方はドン引きしていたね。

この上司、見てくれが今ひとつであったからということもあるだろう。

しかし、当時の私からしても「この人は言うほど営業能力が高いのであろうか?」と思っていたのだからそもそもこの言葉に該当しないということにということになる。

私はその頃からそこそこできる営業マンと思われていたフシがあった。
確かに結果は出していたのであるが毎回「たまたま感」があるのは否めなかった。

それとここぞ、という時の勝負弱さ?を感じてもいたのだね。

こういうことを始めてからしばらくして「最近少し営業がうまくなったかな?」なんて思ったことがある。

ひとつは以前書いたが「自信」だと思う。もともと欠けていた女性に対する自信がついたことは他の方面にも影響してきたのだと思う。それほどまでに男というのは女性に引っ張られるところがあるということだ。そして自信は余裕を産む。

ただ、それだけじゃないような気がするな、と思ってはいた。いったい何が以前と違うのであろうか。

何人かのお客様に言われたことがある「営業マンらしくない」と。いや、それは貶している訳ではない。結果的に取引を開始しているのであるから。

彼らの言う「営業マンらしくない」とはガツガツしていないということらしい。確かにいつの日からか70%の力で臨むことをするようになった。

ガツガツしてしまうといつでも100%の力を出してしまおうとする。自分を大きく見せようとして、結果、知識をひけらかせるようなこともする。
それは相手にとってあまりいい気がするものではない。

70%の力をもってすれば相手は私に「別の引き出しを持っているのでは?」と思ってくれる。いや、そう思わせるのだね。

「また会ってみたいな」と思われるくらいがちょうどいいのである。
女性も同じだと思うのだ。

「優秀な営業マン」とは積極果敢(ガツガツ)のようなイメージがあるが、実はそうではないと思っている。
「優秀な営業マン」とは最終的にお客様が取引を開始したくなり、ずっと取引したいと思われる「人たらし」なのであろう。