ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

夫がEDで~その5

当日はすごく早く起きた。
確か5時頃には起きていたと思う。

そしてシャワーを浴びてグルーミングするとそそくさと家を出た。
高速を使えば1時間ちょっとの道のりであったが、待ち合わせ時間までかなり時間があったので下道を走っていった。

何でもそうなのであるが、実際に事に及ぶ少し前というのが楽しい。
子供で言えば「遠足の前日」が楽しいのと一緒である。
この道中はかなりワクワクしていた。

私は時間があることをいいことに私は二度途中下車している。
何をしたか?というとコンビニに寄って精力剤を買い、飲んだのだ。

あんなもの、と言ってはメーカーさんに失礼になるが単なる「砂糖水」だと思っていた。しかし、気分というのは大切だし、これから初めて会う年上の女性を楽しませるために心身共に高揚させたいと思った。

忘れてはならないのは最愛の彼女のことであった。
土曜日はいつもよりゆっくり寝ている。
それに私も仕事に行くには少し早すぎる。

「おはよう。仕事に行くね。後でね」
こんなメールを入れたのは朝7時くらい。
実際にはもうかなり北上をしていた。

彼女と付き合い始めて、最初の「浮気」であった。
その「浮気」に失敗したとしても決して彼女にバレてはならないのである。

私は待ち合わせ時間の15分ほど前について
「着きました。駅ロータリーの外の横断歩道の近くにハザードをつけて停まってます」
サイメにそう入れた。

「今向かっています」
そう返信がすぐにきた。

さて、いよいよご対面なのである。

つづく