ゆきずりが多いと言った女17
早い話がこの頃の私は早漏気味だったのであった。
恐らく前回のセックスで彼女はそれを察知していたのであろう。
ある男性によって感じやすい身体に仕立てあげられた彼女はヴァギナの中も信じられないくらいに開発されていたのであった。
異物が中に入っているだけで自らボルテージを上げ、絶頂に導くことができたのであった。
ここまでヴァギナの中が敏感な女性は後にも出会ったことはない。
私もまたこの時は不倫というスリリングさと射精ができれば満足というレベルであったために、それで良いものと思ってしまっていたところがある。
早漏であった一方で勃ちはすごぶる良かった。
若い頃はそれこそ何度となくできたものであったが、それも使わず終いであったから如何なものであろうか?と思っていたのであるが、この女性以前にそれだけは健在であることはわかっていた。
回復はあっという間であった。
この精力の強さもまた彼女は察知していたのであろう。
この間に交わしたメールで
「1日一緒にいたら、いったい何回できるのかしら?」
と何回か期待を示すものが来ていた。
今思えば、彼女は快感追求型ではあったが一回一回のそれはあまり長くなくて良いと思っていたのではなかろうか。
いや、恐らくは過去の経験が恐怖心となっていたのかもしれない。
そうした不幸な経験をしているかどうかは別として、そうした女性は意外と多い。長けりゃいいというのは男の幻想に過ぎない。人によるのである。
私は午前中だけで4回の射精を行ったが、まだまだ全然元気なのであった。
つづく