ぎりぎり逝かせない(久しぶりにセフレさんとデート)4
いよいよ今日のお楽しみタイムなのであった。
彼女さんとのセックスというのは何度しても気持ちが入り過ぎてしまうことがある。
その一方でセフレさんとのセックスはいつも冷静なのである。
その日のプランを考えて臨んでいる。
今のセフレさんの身体のことは概ね理解しているつもりで、この段階になってからのセックスが楽しいのだね。
それはテーマとプランを考え、決められるからだと思う。
今日はこの酒を飲んだ後がメインであった。
セフレさんは私に施した愛撫で自ら興奮状態にあることはわかっていた。
会っていない時にも私とのことを妄想すればパンティを濡らすらしいから実技が伴えば当然そうしたことになる。
それでもベッドに行けば私は丁寧に前戯を始めた。
しかし、我慢ができなかったのは彼女の方で
「挿れて」
と懇願してきた。
インサートする。
どこをどれくらいのストロークですれば昇天するかはわかっている。
いつもよりもゆっくりとピストンしてみた。
快楽追求型のセフレさんは長居されるのは歓迎なはずだが、あまりにスローな展開に業を煮やしたのか「もっと強くして」と言ってきた。
望み通りに奥に亀頭を押し付け、短く強いストロークを刻む。あえぎ声のトーンが変わる。
「そろそろかな」という時にピタリと動きを止め、半分くらいぺニスを抜く。そのまま放置。
「ねぇ、もっと」たまらなくなったのかおねだりがきた。
私はそのまま上体を上げ、セフレさんのもう1つのスイートスポットである膣壁の上の方を突き上げた。
またあえぎ声が大きく激しくなるが、頃合いを見て動きを止めた。
奥、入口と順にそれを繰り返す。
「い、意地悪!」
私の意図がわかり、足をバタつかせた。
「どうして欲しい?」
「最後まで逝かせて!」
私はちょっと訝しげに
「逝かせて?」
「逝かせて…ください」
高速ピストンをすると相当大きな波がきたのかぐったりしてしまった。そのまま就寝。
翌朝、ノーマルに2回。いつもの通りに楽しんだ。
ちょっと怒っているかな?と思いきやそうではないようだ。
「昨日みたいのまたして欲しいな」とメールがきた。
相性が合うというのはいろいろ楽しめるよね。
おしまい