ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

籠の鳥を解消しないと不倫は、その2

やはりまっとうに生きている私と同世代の男というのは平日昼間に暇な時間があるという可能性は極めて低いと考えるのが普通だと思う。

「働き盛り」などともてはやされて仕事をしている人間の方が女性から見て魅力的なのではないかな?と思うのである。

そういう男じゃないと経済的にも余裕が生まれないしね。

あ、これだけは確実に言えるのであるが、不倫に純愛などないと思うのだよ。何せ不倫だからね。

赤貧をもってしても「この男と付き合いたい」と思うかどうかはまずあり得ないと思っていいね。

だっていい歳して稼ぎがない男に惚れるか?という話。もはや経済力が男の価値判断の1つ(いや、前提)となっていて初めて成り立つものだと思っている。

資本主義という社会に生きているという前提において、幸せな時を過ごすのは一時の快楽だけでなく、継続的に金が必要だということはわかっておかないといけないということなのである。そうじゃないと特に「幸せな不倫関係」は成り立たないと思う。

ちょっと話が男性中心になってしまったが、もしこれから不倫に踏み出す女性がいるのなら、先ずは「籠」を取り除くことからしないといけないと思うのだよね。

配偶者、子供といった謂わば「一番大切にしていた者」たちから離れる時間を持つ準備をしないといけないと思うのだよ。

昼間ちょっと働いてみる、という行為が一番手っ取り早いのかもしれない。そこから少しずつ土日の昼間という「男の聖域」の時間に踏み込んでいくという。

しかし、それを配偶者は容認するのか?ということ。今まで「何不自由なく生活させている」と思いこんでいる人間に通用するものでもなかろう。

だから趣味の世界のようなもののコミュニティに参加することの方が良いようだ。経済的に豊かにしているという意識があれば、そこから個人の生活を豊かにしていくことに反対をする理由が見当たらない。

これは不倫の理由だけでなく、本当にやる方が臨場感があっていいと思う。

更に言えば、「お泊まり」をする理由のつけられるようなコミュニティの方がいいと思う。

不倫関係になれば旅行のひとつも行きたくなるからね。

そうして少しずつ配偶者や家族に「いない」という耐性をつけていかないと自分の時間は取れないし、不倫なんて「まともに?」はできないと思うんだよね。

私が不倫してきたステディたちはそうした十分な準備をした上での行動であった。

確信犯という言い方ができるかもしれない。
しかし、そうした周到さがない限り、籠の鳥を脱せられないという事実があるんだと思う。

おしまい