パパ活~その2(笑)
ずいぶん前に「パパ活」のことについて書いた。
「援」「ワリキリ」ではなく、性交渉を行わずに男性からお小遣いをもらうというものである。
ディナーなどの「清らかなデート」をしておしまいというものである。
私は金銭を対価にした性交渉に興味はなく、利用することもなかったのであるが、「ワリキリ」するなら風俗に行くだろうし、「パパ活」に金を投じるならば「ワリキリ」する…いや「ニュークラ」にでも行って同伴を求めるのであろう。
食事をする程度の関係にもならない異性がそれほどまでにいないものなのか?
「ワリキリ」についてもそうなのであるが、重要があるから供給があるというものであろう。
淋しい話ではある。
「パパ活」に「純粋さ」を求めている男性がいるとしたら間違いだと思うのだ。
「おっさん、まんまと金支払いやがった」
と別れたとたんに舌を出しているに決まっている。
そう、安易なお小遣い稼ぎに乗っからせられているに過ぎない。それならば、将来のためとか今の生活のために風俗に勤務する人の方がよほど純粋であると思う。
すごくご無沙汰してしまっていた出会い系サイトを開けてみた。いくつかメールが入っていたのであるが「パパ活」メールが入っていたのである。
年齢は45歳。独身(未婚)。
ご丁寧に顔写真までついていたが、目は明らかに修正済みである。
「淋しい日々をお過ごしでしたらお食事などご一緒しませんか?寸志を頂戴できると幸いです」
そう書いてあった。馬鹿な女だな、というのが第一印象である。あまり高額なものは要求しないという意味なのだろうが他人様から頂く(であろう)ものを「寸志」と書いている時点でダメなわけである。
ちょっと前のメールだったが、今でもサイトに存在していることを確認して返信してみた。
「メールありがとうございます。もしまだ募集していましたらお願いしたいのですが、いかほどをお考えですか?」
「お食事代などデート費用と別に10000円で如何でしょう?」
面白いから少し煽ってみた。
「当日は食事だけですか?」
「はい。お食事しながら会話を楽しみたいです」
という女性からの回答であったため
「あと大三枚でホテルというのもなしですか?」
と聞いてみた。
返ってきたのは
「いえ、それでお願いします」
だった(笑)
まぁ、そんなものなのである。
そこには一線などというものはない。「純粋さ」というものもない。要は金なのである。
45歳という年齢に商品価値がないとは言わない。
ニーズはどこにあるかはわからない。
しかし、自ら顔写真を添付するくらい自信がありながらも、この歳で「未婚」というのは性格上の決定的な欠陥かあると思わざるを得ないのだ。
男を歓ばせるだけの会話ができるとも思えないのだね。
「ごめんなさい、試してみました。売春に加担するつもりはないので。さようなら」
女性からのメールは罵詈雑言だった。
やっぱり(笑)