若き時の不倫の追憶21~お嬢さんのはずなのにな。
若き頃お付き合いをしていた女性はかなりのお嬢さんであったと思う。
確かお父様が日本で有数のメーカーに勤められ、海外で生活したこともあったみたいだ。
お父様は日本では最高峰の大学を卒業したと聞いたのであるが、年齢もあってか、私と会った時には好好爺であり、私に対しては極めて好意的だったと言える。
ただ若い頃は厳格であったらしく、お母様もその教育方針に従い、彼女を厳しく育てたようだ。
それは私との交際でも勿論垣間見ることができて、その言葉遣いはその後の私に大きく影響を及ぼしたし、テーブルマナーは彼女から全てを学んだと言っても良いくらいだ。
そんな彼女の生い立ちを知っていたし、彼女を女として見る前には気品溢れる女性と思っていた。
いや、それは男女の関係になっても変わらなかった。
「昼間は淑女、夜は娼婦」
そんな感じであった。女性としては理想に近いと言えよう。
若かった私の求めに拒否をすることなど一度もなかった。そればかりか前夜数回したにも関わらず出勤前の私の身体の上で激しく腰を振ることさえもあった。
私と会えない時にはキュウリにコンドームを被せ、慰めることもあったと言う。だからバイブを買ってあげると私の目の前でそれを使ってみせたりした。
セックスという部分だけをとってみればとてもお嬢さま育ちとは見えない貪欲さであったのだ。
もしかするとそれは若かった私が相手だったからかもしれない。彼女自身も実はそんなに経験値は高くはなく、耳年増的に知ったことを私で試し、自ら開花させていった部分もあったのかな?と思う。
変態チックなことも含め、さまざまなプレイをした。その一方で年長者として若い私にベッドマナーも教えてくれたのも彼女であった。
今のセフレも親は会社経営者であったらしく経済的に豊かであったらしいし、十分な教育を受けて育った言わばお嬢さまである。
しかし、これまで出会った女性の中で一、二を争うほど淫乱である。
快楽追及型なのか何度逝かせても求めてくる。
責めるのも好きでラブホで私が昼寝している間も全身を舐めているし、ドライブしていてもフェラをしたがる。
また頼んでいないのにバイブで遊んでいる動画が送られてきたりもするのだ。
これらのことは段々エスカレートして行っている。
ただ、これらのことを彼氏さんにしているかというとそうではなく、セフレという立場の私にだけ出しているようだ。
真面目に…いや我慢してきたことが解放されたならば私としては本望である。