いい男に出会った女~2
「いい男」というのにもいろいろとレベルがあろうが、それはあくまで客観的なものではなく、その女性が感じた主観的なものであることには間違いない。
例えば経済的に裕福で今まで味わうことのないようなデートを繰り返す経験をした、とか、それまで年上とだけお付き合いをしてきたのにかなり若い男性とお付き合いをしたら、それがすごく楽しかっただとか…中には見た目が理想に近くて何をも差し置いてしまったというのもあるかもしれない。
それまでにない恋愛経験をしてきたという女性も中にはいるということなのである。
しかし、どうあろうがその男性と別れてしまったのである。
これは逆もまた然りで「最高の女性を掴んだ」と思っても、日々のお付き合いの中で段々目線は同じになっていき、わがままの一つも言うようになったりする。そして、そういう積み重ねが「別れ」へと至らしめる。
そうした過去のことに対しての心の整理をつけた時に人は「もう十分」となるか?というとそうでもないということになる。
新たに楽しかった日々を取り戻すべく動くわけである。
しかし、それは「前よりも」というベースが出来上がっているということなのだ。
問題はそうした女性の元カレの「後釜」に座ることの難しさなわけである。もっと言うと今カレがいながらそのセフレになる難しさなのである。
ベースが出来上がっていると言ったが、それはあくまで主観的なことであるから「難しい」ということになるのだ。
すでに不倫というお付き合いに一定のいいイメージを持っている、ということなんだよね。
しかし、再びそうしたお相手を探すソースが出会い系サイトとなると、セックスすることだけを求める男たちの群れに遭遇することとなり辟易とするらしい。
先日、サイトを徘徊していて、メールで話すようになった四人の女性も「いい男に出会った(出会っている)」らしいのである。
つづく