夫がEDで~その16
一度逝った女の身体を再び上気させることはあまり難しいことではない。
昔、小学校で空気と水の温まり方について学んだことがあった。
熱しやすく冷めやすいのは空気。
熱しにくく冷めにくいのは水。
前者は男であり、後者は女だ。
だから温めた後に「もっともっと…」となれば、そのリクエストには応え易くなる。
私は再び腰を打ち付けて深淵な部分に快楽を求めるようにした。
彼女の濡れやすさは実証済みであったが、そのラブジュースは更に湧き出て、私の動作を幇助してくれていた。
私が腰を打ち付ける度にクチャクチャと音を放っていたのであった。
無論、口からはカン高い喘ぎ声が漏れていた。
これらの音は私を興奮させるには十分であった。
そして彼女ものけ反るように快感の頂点を示す態度を見せていた。
私はもう限界に近いぺニスを引き抜いた。
そして、彼女の身体を反転させるとバックからまた貫いたのであった。
細くくびれた彼女の腰を固定すると私は後ろから腰を打ち付けた。
このプレイが女性にとってあまりいいとは思っていないことなどわかっていた。
ステディからもあまり評判は宜しくなかったのだ。
しかし、あえてそれをするのは「征服されている」とか「犯されている」という感覚を女性に持たすに過ぎない。
パンパンと腰を打ち付ける音が鳴り響く。
「もっと優しくして…」
この言葉は必ずと言っていいくらいに出るんだよね。
でもこれからが本当に深淵な部分に触れることになる。
彼女をうつ伏せに寝かせ、私は奥に腰を入れた。
「あぁぁぁ…」
私の物理的な能力として、一番深みに嵌まったのであろう。
つづく