ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

先生を生業とする女11

土曜日と日曜日にその当時のステディと連チャンでホテルに行き、セックスをした。

仲直りという側面があったので、それはそれはかなり激しいものであったのである。

体力を使いきるほどのそれで仲直りをした。ステディは2日とも帰りの車でもしなだれかかっていたのである。

私は満足していた。またステディとの仲を取り戻せた…と。

斯様にしてセックスというのは深い関係になった男女の重要なコミュニケーション手段であることを再認識した。そればかりではいけないのだけど。

一方で期待に胸を膨らませていたセックスすることを目前にした「彼女」もいたのである。
その淫乱なことを示すメールの一言、一言はセックスフレンドにできるような気がしていた。

セフレという存在ができるのではないか?と初めて思っていた。それくらい彼女は積極的だったのである。
抱かれたい…ということを明らかに表現されるほど男は嬉しいことはない。男冥利に尽きるというものだ。

しかし、連日5回、6回とステディに撃ち込んだことは明らかに体力を奪っていたのであった。
余力を残せば良かったのであろうが、それをする心の余裕はなかった。本気でステディを求めた結果であったのだ。

しかも年度始めの行事は曜日を選ばない。
月曜日、火曜日と夜の飲み会は続いた。
当たり前だが、これもまた私の体力を奪っていったのであった。

4月の寒空のせいもあってか少し風邪気味だったのであろうか、約束をしていた水曜日の朝には二日酔いとは異なる倦怠感をもって起床した。

「これはいかんな…」

メールを開けてみれば今日という日を期待する恒例のエロ話が彼女から入っていたが、それを読む自らの体調はパフォーマンスを描くことができない状況にあった。

不本意ではあったが、彼女にリスケのお願いをした。

しかし、彼女の妄想は膨らみ切っていたのであろう。私のその申し出を許してくれることはなかった。

今同じ状況にあるのならば、私は彼女がなんと言おうともリスケで通す。いや、あまりにそう言うならば致す前にパートナー解消を願い出たかもしれない。

しかし、彼女の身体を温めてしまった責任もあった。

「どうしても?」
「うん、どうしても」
彼女は譲ることはなかった。

つづく