ラブホのノートに書く心理
ラブホに行くとノートが置いてあることがある。
どこの印刷会社が作っているのかまでは見たことはないが、「ラブホ専用」みたいなのがあるようだね。
そうした形式があるということは全国にこれが何冊出回っていて、そして何軒のラブホがあるのか?と思わせるのだね。
二人のペンネームから始まって年齢や関係、ホテルやプレイの感想などが書いてある。
感想欄には女性器の絵が書いてあったりするものもあるし、派遣されたデリヘル嬢のクオリティの低さの文句が書いてあったりもするな。
これらはお相手が帰りのシャワーなんかをしている間に書いたのかな?と思う。
このあたりは見ていてあまり興味がない。
そんな中で恐らくは男女それぞれがちゃんとその日の営みについて書いてあることもある。
「○○くん、幸せ❗」
なんて、ほっこりする感想もあれば、
「いつも早いからなんとかしてよ」
という不満足の表明もあったりして、これはなかなか面白いのだ。
そうした真面目な感想は私と同世代、しかも不倫関係が多いんだよね。
なんていうかな…幸せを前面に出している感想もそうなのであるが、そうした場に不満足の表明をするのも「決して悪い仲ではないのだろうな」と思うわけである。
男女の営みがある自分に満足しているからこそ、それを記してしまうのではないかな?
まだもっと満足させて…という願望はあってもそれは未来に対する希望だと思いたい。
何もなければそんな感想もないものね。
実はこのブログは「ラブホのノート」に近いかな?と思っている。
お付き合いしている女性、それぞれに不満はある。
しかし、この私を相手と思ってくれている女性がいる、ということだよ?
それは感謝したいし、それを自慢気にデフォルメして書きたくなる気持ちはわかるな。
そうした「ラブホ日記」で「うらやましいな」と思ったものがある。
男性60歳、女性45歳。
関係は「親友」
これ、かなりうらやましい。
だって親友なのにセックスする仲だよ?
何をもって「友」と言っているかはわからないが、女性と思われる字体でその関係性が書かれているあたりにちょっとしたジェラシーを感じるのである。
妄想は膨らむのであるが、この男性というのはかなり女性に信頼を得ているのであろう。
それでなければこのような書かれ方はなされないと思うのだ。
なかなか男女の間での友情は芽生えにくい。
恋愛の延長が友情ではないし、ましてや友情の延長が恋愛でもない。
いったいどのようなお付き合いをされているのか、垣間見たくなるな。