ベンツに乗る女~その22
私は自らの持久力など考えずにガンガンと突きまくった。
こうした時にいつも思うのであるが、気持ちのある女性ならばとうに果てているのにセフレと割り切りプレイに徹しているとかなり持ってしまうのだ。
男性でも単なる局部への摩擦ではない、気持ちの部分が大いにあることを示している。
前回もそうであったがまるでぺニスは勃っているだけでそれ以上の高まりを見せてはくれない。かと言って中折れする様子もないのである。このままでは腰の方が先に悲鳴を上げそうだ。
私は乱暴に彼女の髪を掴んだ。
「それ、いい…」
もちろん少数派ではあるのだが、こうした乱暴な、やや痛みさえ伴うであろうプレイを好む女性もいる。男は痛みにからきし弱いが女性は強い…更に言うとそれが快楽にまで繋がっていく場合もあるのであろうか?
思わぬことに女性が快楽を示したことで私の興奮度合いが少し増してきたのであろうか、ぺニスにじわじわと快楽が走り始めた。
「逝くぞ」
「はい…あぁ…」
最後の高速ピストンに耐えきれなかったと見えて彼女は先に果てた。
私は力が抜けた身体の中にスペルマを撃ち込んだのであった。
つづく