久しぶりにぺニスの話(1)
回想をしてみるに私が若い時に女性に行くことができなかったのは他でもない、自信がなかったからである。
今思えば、もう少し積極的に行けば良かったのではないかな?と思うのである。先日も書いたが、一応当時のモテるとされる「三高」の部類には入っていた。
しかもたまたまではあるが、当時オリンピックのメダリストに顔が似ていた。軽薄短小な時代においてはそれはフルに活用すべきことだったと思うのである。
では何故そうできなかったか?と言うとその顔に今ひとつ納得していなかったと言うことともう1つはぺニスに自信がなかったのである。
ところでなんでこんなことを書こうか?と思ったか?というと昨日たまたまハイネックのセーターを着たからなのである。
男性誌や週刊誌の後ろの方のページや中には裏表紙に未だにある、包茎手術の宣伝は「なかなかいい男」がハイネックのセーターを頬のあたりまで上げている写真が映っているのである。
そしてそのページの罵詈雑言を見れば、包茎に対する誹謗中傷が「女性の声」として書かれているのである。
私は何度となく、この宣伝を見て「包茎手術に踏み切らねば」と思ったことか…
手術料が払えなかったわけではない。当時は今と同じかそれ以上に可処分所得があったのだ。
では何故踏み切らなかったか?というと、たまに副作用の話題が雑誌に出ていた(神経を切断し、セックスができなくなった…など)こととひとたび手術すれば禁欲期間が1ヶ月もあるということなのであった。
やらなかった理由は後者の方が大きい。
有り余る性欲の処理を1ヶ月も放置できるか?と言われるとそれに自信がなかったということだね。当時は覚えたサルのように自らの手で性処理を1日数回行っていた。つまり手術なんてあり得ないわけである。
そこを諦めたのであるが、やはりぺニスに対するコンプレックスがあったのであった。
つづく