会う時間を作る。
先日、私のブログに「長い時間家をあけるのはどういう理由をつけているのか?」との質問がきた。
結論から言うと今や理由なく外出をし、夕方戻ってくる…と言った感じなのである。
「そんなことが許されるのか?」と思われる向きもあるかもしれないが、私は周囲からワーカーホリックに思われているし、現にその傾向にあるため、普通に休日出勤を以前からしていた。
だからあまり行動パターンが大きく変わったということはないのだ。
平日に至っては家で食事をすることがほとんどないという状態なので、何ら気にする必要もない。
世にいう「亭主元気で留守がいい」を体現し、いる時には先日もブログで書いた通りに役割としての家事や育児を淡々とこなす。あとは稼いでくればいい。
これは男性、というか家計主であれば斯様な時間は作れると思うのだ。働いて、家のことも一定以上に行えばなんら言われることはないと思うのである。
その代わり、家族に対しても過干渉はしない。これは時間的なこともそうだが、特に配偶者に対してはよほどのことがない限り文句を言ったりはしない。
もっと言えば少々抜け漏れがあるくらいの方が、黙ってそれをこちらがこなしておけばよく、かえって好都合とも言えるのである。
要するに世の中の平均的なお父さんよりも役割を果たしていれば良いと思うのだ。
もちろん女性の方がその点は大変だと思う。
そしてそれは専業主婦の方が時間を作るのはより大変だと思うのだ。
私は当初、専業主婦の方が時間があると思っていた。それは真理だと思う。
しかし、自由になる時間というのは実は少ないということに気づいた。
平日の昼間配偶者や子どもがいない時間であれば会える。しかし、その時間は私も勤務中である。先に言った通り、ワーカーホリックの傾向にあるので、私もそうそう仕事を抜け出せない。
平日夜は絶対に無理。土日もなかなか難しい。
このご時世、ダブルインカムは当たり前だと思うのであるが、そんな中でパートにさえも出ていない、つまりは家庭以外のコミュニティから閉ざされているというのは配偶者の年収が高いということもさることながら配偶者に「籠の鳥」にされているという状態であったりする。
こうした場合、過去にしてもらったのは仕事ではないコミュニティに参加してもらったということだ。例えばボランティアなどね。
さすがに社会貢献ともなれば否定はしにくい。
とにかくそこで新たなコミュニティを作ってもらうということだ。
それを理由に会う時間を作ってもらった。
作戦は相手任せにはしない。
お相手に会いたいと思うならば自ら主体となって考えないといけない。
しかし、ね、それにも限りがあるのは理解しないといけない。あくまで自由な時間が取れるのは男の方だということを認識しておかないといけないと思うのだよね。
たとえ不倫といえども恋愛する男女は50/50の関係じゃないといけないと思う。ただそれは全ての項目でモノサシで計ったように半分半分にするということではけっしてない。
事象ごとに、そして同じ事象であったとしてもセンターラインはあるもののそれはカーテンレールであって、実際の境界は時に右にも左にも動くものではないかな?と思うのである。
片方だけが努力をするというのは、そしてそう思わせてしまうのは自らのわがままではない。他方の努力不足もある。
きっとご質問の主さんもご自分に合わせてくれたら今よりも長い時間、逢瀬を楽しめると思うのであるね。
奥ゆかしさも大切。
しかし、自己主張してみることも大切なのではないかな?と思うのだよね。それはわがままではないと思う。
私の予測は間違えているかもしれない。
ご質問の主さんは自己主張ができなくなって外に恋愛を求めたのではないかな?と。アイデンティティの欠乏というか…貴女という固有名詞がなくなっていることが不倫の理由の一つではないのかないかな?
もしそうならば、そこでも我慢してはならないと思う。
問題は時間だけではなく、必要以上にお相手に合わせなければならないと思う、ご質問の主さんの性格にあるのではないかな?と私は予測している。
そこから(大変なことだろうけど)抜け出さないといけないのではないかな、なんて思う。
間違えていたらごめんなさい。