誘われて尻尾を振って行ってしまう男ラスト
キスという行為はもちろん男をも興奮させるのである。
情交が終了して15分くらいは経過していたこともあって、私の下半身は少しもたげたのであった。
ここで愛撫を続ければ「大丈夫かな?」という状態になったのであった。
・・・・・・・
この日は自らのペースを考えて4回の射精を行った。その行為の中で女性は20回くらいは果てていると思う。
お互いに年齢的なことを考えれば(時間的には)限界に近い回数かな?と思うのである。
これでも愛撫し合っているのはほぼ休みなしという感じであった。
ステディとの間ではこんなに無理はしない。
そこは愛の証ということを示せればいいということが先立つからだ。
(元)セフレということでそこはプレイの内容や回数に拘ってしまったところがあるね。
ちょっと見栄を張ってしまったかな(笑)?
女性が満足してくれたかどうか?については
「明日も暇なのよね。時間あるなら明日も会わない?」
という言葉に象徴される。
この問いかけに対しては丁重にお断りをした。
一晩身体を休められればこの日と同じくらいのパフォーマンスは描けたと思うし、現に翌日は私も暇であったから以前ならば間違いなくもう1日誘いに乗っていたろう。
しかし、いつの日からかセフレとのセックスは快楽を求めることではなく、セックスの経験を積むというものでもなく、自らの男としての機能を確認するためのものとなっている。
その目的においてはこの日だけで十分だったのである。
「前みたいにたまに遊ばない?」
これについては軽く頷いておいたのであった。
おしまい