ドン引きした女性からのご提案4
2軒目は観覧車のあるノルベサというビルの個室イタリアンであった。
四人掛けのテーブルに彼女の隣に私、そして、彼女の娘と友人が正対していた。
彼女は私とのことを話し始めた。
無論?セックスの話である。
「彼ったら、すごく性欲が強くて毎回何度も求められるの。多い時だと5~6回。」
娘が反応した。
「えー?40代よね?私の元ダンより全然すごいよ。」
友人も言った。
「私の彼氏はもう60に近いし、二度できたらいいくらいだわ。フェラしてあげても中折れするし、ホテルに行っても一度もないこともあるわ。」
彼女は続けた。
「前戯も凄いのよ。丁寧だし、私が何度も逝ってギブアップするまでしてくれるの。」
「回復力もすごくて、今逝ったのに直ぐに求めてくれるのよ。」
そして彼女の手は私の股間をまさぐっていた。
私は最初ははね除けていたが途中から面倒になり、そのままにしていた。当然刺激で大きくなる。
私が横目で睨むと彼女は意地悪そうな笑顔を浮かべた。
というか目の前の二人にバレているのではないだろうか?
「ちょっと中座。」
私はトイレに行くふりをしてインターバルを置いた。
5分ほど時間をあけて戻ろうとすると中では猥談が大いに盛り上がっていた。
ごくたまにこうしたシーンは飲み屋で目にする。
女子会のように集まった女性が卑猥な話で盛り上がっているところを。
それは男性のそれよりも生々しいものであったりする。
その場も彼女が私との情交のシーンを語り始めたりした。
「もうやめようよ。」
何度となく止めようとしたが、
「いいじゃない。」と遮られた。
そして店を出ると既成事実かのように二人とは逆方向の、すすきののホテル街に手を引かれていくのであった。