気持ちが通じていれば、という幻想
出会い系サイトの印象というのはセックスをしたい男が女性を口説き落とす場ではないだろうか?
正解なのである。
出会った女性たちに聞いてみるとアプローチしてきて、すぐに会いたがる。
恐らく会ってしまえばヤれるくらいに思っているのであろう。
だからプロフィールもひどくデフォルメをする。
自らのリアルなんて伝えようとしなくていいのである。自らの素性がバレないままにセックスをして、面倒なことにならないうちに別れればいいのであるから。
中には女性が望んでもいないのに値段を聞いてくることもあるらしい。
「ホ別苺でどうかな?」
とか聞いてくるらしいのだ。
こういうことになるのは致し方ないもの、と思う。
男はセックスがしたい動物であるから。
何度も書いているが、私もセックスがしたい。
これはずっと変わらないであろう。
ある時、サイトでいい感じにメールのやり取りをして、先ずは食事でもということで出会った女性がいて、その後2回ドライブに行った。
3回デートをすれば男女の話にもなり、そしてキスまでした。
しかし、ホテルに行くことを促すと
「そんなつもりでお付き合いした訳じゃない」
と言い出したのだ。
当然のことながら、私はお断りをしたのであった。
女性はその後もメールをしてきて、関係の継続を望んでいたが、私はそれ以上会うことを拒んだ。
サイトで茶飲み友達を作る気はないのである。
こうしたことはお付き合いを開始し、身体の関係を持ってからも言えることなのである。
以前に女性が「させてあげている気分になっている」ことを書いたが、そういう気分でいても「させてあげないといけない」と思うのである。
男はセックスがしたいもの、であるし、大人の男女の交際はそれ抜きには成立はしないと思う。
タイトルを「気持ちが通じていれば、という幻想」としたが、セックスが一つの気持ちの表れと思うのである。
だから体現しないといけない。
ましてやセックスフレンドを前提としたお付き合いは気持ちに甘えてはいけないということなんだよね。
私はセフレと言えども、普通のデートもするし、飲みにも行く。
そうすることで女性は心を開き、次回のセックスの時はその姿を見せてくれる。
一定気持ちが入らないとセックスを楽しめないのが女性であると思うからそうしてきたのだが、やはり本論は忘れるべからず、なのである。
セックスの機会が少ないということでセフレと揉めている状態。
確かにセフレというにはその機会は少ないのかな。
お相手からすると飲みに行ったり、ランチをしたりするのは場繋ぎ程度に思えてきているみたい。
今の彼女よりも前からお付き合いのある方なので、ある種の勿体なさのようなものが生じる。
しかし、これから1ヶ月先を見据えても仕事は多忙であるし、イベント事も多い。
残念ながら、このまま消滅するしかないのかな?
自らの不徳のいたすところなのである。