さかりのついた犬
さかりのついた犬、という言葉は今や死語なのかもしれない。
何か遠い昔、エロまんがか何かで何度か見たことがあるセリフだ。
「このさかりのついた犬が!」
こう罵られているのはいつも女性なのであった。
何度となく浮気を繰り返している女性や淫乱な女性に対して男性が浴びせる言葉なのであった。
なんで女性ばかりにこんな言葉が浴びせられるのか?と思っていたのであるが、動物の交尾はメスがさかって初めてオスが呼応する場合がほとんどのようだ。
因みに犬の場合、年に2回、メスに生理がきて、その後に繁殖期がくるという。
そしてメスがオスにモーションをかけるらしい。
先日もセックスと交尾について書いたが、この辺りもその違いのうちの一つであろう。
「さかりのついた犬」というのがエロまんがのセリフに出てくるということは、裏を返せば、そうした淫乱な女性が少ないということなのであろう。
フィクションにするならば非日常的なそれの方が面白い。
私の経験人数が大したことないからかもしれないが、そこまで淫乱であった女性はいなかった。
セックスが好きな女性は少なくはなかった。
しかし、淫乱か?と言えばそうではなかった。
セックスを目的としてお会いした女性もいた。
だから、もし淫乱なら「このさかりのついた犬が!」と言葉責めをしてみたいとも思ったのであった(笑)
もし、いても、できたかどうかは甚だ疑問だけどね。
出会い系サイトの女性も基本的には「奥ゆかしかった」のである。
だからこそ、自らも没頭してしまったのだね。
稀有に等しい誰にでも淫乱な女なんて、抱いても楽しくないのである。
さかりのついた犬のような女性のことを男性は望んでいないと思う。
自らの前でだけ、そうなって欲しいと思うのだね。
わがままなものさ。