セックスという行為も好き。正直なところ。セフレという存在番外その2。
先週の金曜日に会って話してきた。
結論から言うと再開は止めにした。
申し訳ないのだけれど。
確かに目の前にいる女性と再びセフレの関係になることが私の欲求を果たすには一番楽であることについてはこれまでも書いてきた。
しかし、一度感情的になり、彼女と別れてでも「恋人」として付き合って欲しいと言ってきた女性がまた元の関係の継続で済むとは思えないのである。
私が人間的に弱いのは、そう思いつつも直接会って話をしたくなったからなのであった。
これは未練、に他ならない。
出会い系サイトをさまよって彼氏を作ったと言う。
まだ1ヶ月に満たないお付き合いであるからデートも頻繁らしい。
ただ「セックスは飽きたらない」というようなことを言っていた。
私はこの女性と4年以上のお付き合いを継続した。
セフレという関係に於ては長かった、と思う。
その間に私に恋人がいない期間の方が長かった。
だからこの女性には満たしてくれたことを感謝しないといけない。
一方でこの女性は私とセフレの関係にある中で3人の男性とお付き合いをしている。
正直なことを言えば、私に彼女がいない間にこの女性が一度でも今回のようなことを言ってくれたら、恐らく私は靡いていたと思う。
それほど「合っている」と言えば、「合っている」のである。
しかし、私が勧めたこともあったが、彼氏さんと別れれば、次の彼氏を求めたのであった。
そして、それはすぐに実現した。
客観的に見ても「いい女」であるからして、それは致し方あるまい。
そうして私はキープされてきた訳である。
確かにキープする程度ならば、私はいろいろな意味でちょうどいいかな?とは思う。
私がそれに甘んじることで女性は新たな恋を探せたのである。結構なことだ。
しかし、その間は私からすれば片務的な関係にあったことは明らかなのだ。
間男であるから致し方あるまいが「蔑ろにされている」と思ったことは何度もあるのだ。
それでも継続したのはこの女性に好意を持っていたからに他ならない。
約1ヶ月前に「彼氏になって」と言われたのは複雑ではあったが、嬉しかったのも事実だ。
4年以上付き合って、やっと認められたとの思いはある。
しかし、そこで感情的になっていたこの女性に表面的な態度を取っていたなら、それは失礼にあたる。
そして、その思いは直接会っても変わることはなかった。少し自らに心の変化が生じることを期待したが、それは変わらなかった。
女性は号泣していた。
私は罪作りなことで悦に入ることはない。
ただ私との月日をこれからのことで生かしていってくれたらな、と思う。
それだけ、なんだよね。
fin