女盛りを思う~その1
私は若い時に熟女とお付き合いをしていたことがある。
別に熟女好きという訳ではなかった。
ただ、その方については以前から憧れではあった。
ひょんなことからお付き合いを開始したのであるが、これが嵌まってしまった。
この女性の前後には若い女性とお付き合いをしたのであるが、全然違ったのである。
なんにつけ「きゃんきゃん」とうるさい若い女性に対して、この女性は全てに落ち着いていて、しなやかに 私を受け入れた。
この女性のことは私がふったのであるが、何を隠そう懇願してもう一度お付き合いをしてもらったのであった。
この女性だからこそ、と思っての行動だったのだね。
再び私に幸せの時が訪れた。
物理的に離れるまでは。
そうこうしているうちに私が中年の域に入った。
そして、今までの女性経験の無さを憂いて出会い系サイトでパートナー探しをした。40になった時であった。
当然同世代にアプローチし、同世代かもしくは年上が私のお相手となった。
当に若き頃、私のパートナーであった彼女の年齢に近いのであった。
あの女性が特別ではあるのだが、えもいわれぬあの感覚は何度となく味わうのであった。
ここで初めて自らがすでに同世代となった「熟女好き」という認識をする。
なぜなら彼女達がまさに女盛りだからなのである。
つづく