結局はDNAが欲しいんだよね?という極端な話について
私が不倫をしてきて何度か言われたことがある。
「貴方のDNAが欲しい」と。
いくつか「不倫相手に言われて嬉しかった言葉」について書いたことがあるが、この言葉もその一つである。
セックスという遊戯は擬似交尾であるからそうした考えに及ぶことはあろうか?とは思う。
そしてその言葉は男として嬉しくないか?と言われれば、やはり嬉しいのである。
お互いが身体を求め合うという関係であったとしてもその言葉は自らと相手の男の間で次世代を作れたら?という願望を女性が抱くという点に於いて、男としては動物的に雄として認められたと感じるからなのである。
いや、ちょっと自分を動物として評価しすぎかな?そんな能力はない。体力的に言っても見た目も。そう思ってみたいというだけで、「DNAが欲しい」と言われたのは身体的な能力よりも社会的な評価なのかもしれない。
いずれにしても過分な評価として嬉しいわけである。
ただそこは男として慎ましやかに行かないといけないと思うのである。
まさかこちら(男)から「俺のDNAが欲しいんだろ?」などとは言ってはならないということだ。
これを言ってしまった瞬間に女性を「子孫を残す生き物」と考えていると女性から思われてしまうからなのである。
これは女性が一番嫌うことの一つだと思うのだ。
お互いが若く独身であったとしても、男からは言ってはならないことかな?と思う。
ましてや不倫の関係である。
私は100%ゴムをしているが、そうした関係の中で出る言葉なのである。
閉経後の女性から言われたこともあるが、まさにそう言う状況だからこそ出る言葉と言えよう。
好きな男との間に子供が欲しいというのは女性の本能的な部分であり、その言葉が沸いたということだけで満足をしないといけないところかと思う。
こちらから思ってはいけないし、ましてや真に受けて大人の恋愛のルールを破るようなことがあってはならない。
幸福が一気に不幸へと陥るから。