配偶者の精神年齢が低いということのようだ
不倫相手の女性の愚痴を聞いているとなぜそういうことになったかがわかる。
私の方から理由を聞くのは不粋だと思っていて聞かないようにしている。
不倫相手の女性も最初のうちは愚痴などは言わず、私との関係だけを前向きに進めていく傾向にあるのだが、やがて「ごめんね」と言いながら愚痴を言うようになる。
これを耳障りと思っては不倫は成立はしない。
なぜならその話をし、聞いてもらうことが彼女たちが不倫をする理由のひとつでもあるからだ。
この配偶者の愚痴を聞くというのは、今後の女性とのお付き合いをするのに貴重な意見となる。
なぜなら人は「好き」なことの共通認識よりも「嫌い」なことの共通認識を持っている方が、より重要であると思うからである。
愚痴の内容を聞いているとだいたいが「抑圧されている」ということになる。
中にはDVを受けているという極端な例もあったが、普通はきちんと家庭生活を行っており、抑圧しているとなど配偶者は思ってもみないのであると思うのだ。
しかし、その内容を聞いていると(確かに女性のわがままというのもあるが)配偶者が家庭に対してあまりにも無頓着であるということに尽きるようだ。
つまり、何年経っても家族になり得ていないというところなのである。
夫としての立場とか父としての立場とかをわきまえていないということなんだね。
行きつくところ、精神年齢が低いのかな?と思うのである。
自らのことを考えるとあまり他人のことを言えた義理ではないのであるが「そこまで酷くはないかな」と思うのである。
若くして結婚をした時にはそれなりの覚悟というものはあったと思う。
たぶん「合わせる」ということもしてきたのだと思うのだね。
しかし、いつまで経っても成長をしない姿に辟易としてしまったというところのようだ。
常に片務的な関係が続いていると感じさせてしまっているということらしい。
休日は自らの趣味に興じるか家でゴロゴロ。
平日は朝晩2食は家で食べる。
しかし、家事も子育ても一切しない。
その癖、口出しだけはする。
「亭主元気で留守がいい」というが、その真逆なわけで、自らが解放される平日昼間か配偶者が趣味に興じている時に不倫に走るのだ。
配偶者からすると「家に金を入れているんだからいいだろう」ということで双務関係が成立していると思っているのだが、女性からすると「それなら家政婦と一緒」ということになるのだろうし、甘えた姿は「自らに母親を写しているのか?」とも感じるらしい。
こうした女性たちに自らが家庭に関わっていることを垣間見せてはならないんだね。
そこは間違いなく「嫉妬」の対象となる。
配偶者としての父としてのダメさを求めているかのような部分さえ感じることがある。
おかしなものだね。自己矛盾が生じないのかな?
しかし、私としてはそこでもまた大人の対応が必要なのだと思っている。