遠来の女はかなり発展的~その10
結局、1時間ほど中にいて、最後に私は腰のスピードを早めて射精に至った。
もう何度か頂点を迎えていた彼女の身体は私のラストスパートに堪えることはできず「すごいの来る~」と言って目を見開いて果てたのであった。
私はまだ小さくならないペニスを彼女の中で踊らせるとその度に反応を示した。
あまり弄ぶのもよくないと思い、ペニスを引き抜いた。
彼女はしばらく恍惚の表情を浮かべていたのであった。
一応、私としての目的は果たしたかな?と思った。
好みでもない歳上の女性を前に欲情し、セックスをする。
普段はあまり持続力ある激しいセックスをしていないとの予想から、それを実行し肉体的な満足をもたらす。
自らのセックスが百戦錬磨の女性に通用することがわかればそれで良かったのである。
しかし、一回戦で終わりにはならないかな?とも予想していた。
そして可及的速やかにリスタートを切ることがこの女性の日常のセックスとは違うものになることも予想していた。
やっと落ち着いてきた彼女に語りかけた。
「もう一回する?」
「え?もうできるの?」
布団の中で半勃ちになったペニスを握らせた。
そしてそれは彼女の手の中でみるみる蘇生していったのであった。
「すごい。でも待って。汗だくだからシャワーしてきたいわ」
私は同意した。
彼女はバスルームに消えていった。
自分なりに二回戦、三回戦目のストーリーは持っていた。もし一回戦目が通用しなかった場合に次のストーリーくらいは用意していたのであった。
そして、彼女が出てくれば、それを遂行するだけのことである。
先ほども言った通り自らの目的は達していた。
しかし、女性がまだしたいと思うならばこちらの体力が持つまでするまでなのだ。
しばらくして彼女が一糸纏わぬ姿でバスルームから戻ってきた。
何百人という男性とセックスをしているうちに裸を見られることにストレスを感じないようになったということが推察された。
私は「一夜限りが多いのだろうな」
改めてそう思ったのであった。
つづく