ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

先生を生業とする女3

それは彼女の会話から愚痴を引き出すことにあった。

愚痴や相談といったようなものが引き出せれば、いよいよ出会えるチャンスはあると思ったのだ。

モンスターペアレント」なんて言葉を混ぜてみたのもそうしたものを引き出すためであった。

案の定、それに乗ってきた。
「そうなの。結構口うるさい親が多くて」

「どんな親御さんなのですか?」

「男の子のお母さんがうるさいの。足をすりむいたとか悪口を言われた、とか」

いい感じになってきた。メールを続けた。

「うーん、子供なら一定あるようなことだと思いますが。」

「そうでしょう?何でも学校のせいにするのよ」

「お父さんは言ってこないのですね。貴女の美しさにやられてしまって言えないのでしょうね。お父さんに口説かれたり…なんてないのですか?」

ここで男女のことを織り交ぜてみた。

「あるわ。あるけど、さすがに…(笑)」

「それはそうですよね。」

女教師と父兄の不倫という話は世間では聞かないわけではない。しかし、そんなことが本当に口説こうとする父兄なんているのかな?と思った。

しかし、あくまで職業欄が正確に書かれていることを前提に言えば、先生を生業にしている女性が出会い系サイトに登録していることは多い。

一般企業であれば社内不倫であっても「個人的なこと」として表面的にはお咎めなし、ということについては以前書いたが、先生は教育的な立場にいるから不倫の発覚は仕事上でも不味であろう。

にも拘わらずサイトで相手を探しているのは同僚や父兄から「女」として見られることを意識する状況にあるからなのかもしれない。

勝手な妄想であるが、「それならば」と思って攻勢に出ようと思った。

しかし、そんなことをせずとも彼女の方から申し出がきたのであった。

つづく