発情期
先日あるところで野良猫が交尾しているところを見てしまった。街ではカラスがエサを求めるだけでなく、営巣の材料を探している。他の鳥のさえずりも派手になってきた。
春は恋の季節なのである。
いや、動物にとっての大切な子孫繁栄を人間の「恋」などという不埒な感情に準えたらバチが当たるような気がする。
同様にして交尾とセックスはとかく同列にしがちであるが、「似て非なるもの」と言わざるを得ない。
勿論、人も一生のうちに何度か交尾をする。
しかし、それが何度あったか?と言えば、(不妊に悩んでいる方にはごめんなさい)私に関して言うと数回しかないという事実がある。
あえてセックスが本能に基づくものと言うのであれば、そしてセックスが受胎ということを目的としていたならば、今ごろ私は自己破産しなければならないくらいに「子だくさん」なことになる。
そう、もし同列であるならば、人間とは一年中発情している動物なのだ。
勿論、それの裏打ちはあって女性に毎月生理があるというどの季節でも妊娠が可能であるという身体的な特徴がある。それこそが人間が自然をも支配しかねない理由の一つと言えるであろう。
更に言うとその生殖能力ということになると雌雄と個体により異なるが女性なら40年以上、男性ならば60年以上に及ぶ。
否定しておいてなんだが、セックスのルーツは間違いなく生殖であり、更に言うとセックスをする能力は生殖をするそれよりも長いために始末が悪いのである。
自らの発情期というのはいったいいつまで続くのであろうか?
セックスしたいという衝動は毎日のように沸く。
ゴールデンウィーク後半は彼女さんもセフレさんもたっぷり時間があるという。
実技が多くてブログが疎かに?なりそうである(笑)