先生を生業とする女13
個室に入るとコートを脱いでハンガーにかけ、ソファーに座った。
彼女も同様にコートを脱いで私の隣に座った。そしてキスを求めてくるかのように腕を首に回してきたのであった。
私は彼女の求めに従い唇を当てた。
ソフトタッチで彼女の唇全体を愛撫するのはいつもの通りだ。
「旨いのね、何人これで落としたの?」
一度唇を離すと彼女はそう言った。
このキスは当時のステディ好みのキスの仕方であったが、何人かの浮気相手に誉められることがあった。女性はデリケートなものであり、タッチは優しくしてあげるのが基本である。
この時点でまだ私の下半身に変化は表れなかった。
普通、女性の肌に触れ、況してや唇に触れたら下半身は隆起するはずであるし、それはこの歳になってもそうなのだがこの時だけは違った。
私は自らを興奮させないといけないと思い、再び彼女唇を奪うと少しずつ唇を当てる圧力を強めてついにはステディなら望まない舌入れをしたのであった。
情熱的な彼女は私が入れた舌に呼応して、舌を絡ませてきた。お互いの乾ききった唾液が絡みつく感じであった。
ここまできてやっと私は自らの下半身にみなぎるものを感じたのであった。少しずつではあるが、むくむくと血流がそこに向かうのがわかったのである。
それは密着度合いを高めていた彼女にも物理的に伝わったものと思われる。ピクンピクンと波打つぺニスは彼女の臍のあたりを打ち付けていた。
それを感じたのか、彼女の吐息はやがて声に変わっていった。舌は絡みついていた。
「もう我慢できない。ベッドに連れて行って!」
積極的な彼女に求められて愛撫の場をベッドに移すことにした。
彼女の興奮度合いはピークに近かった。
私はスタートラインに立った感じであったが、確実にセックスをする態勢になっていったのであった。
自らがどこまでも「どすけべ」であることを実感した。
やや荒々しく彼女の着衣を剥ぎ取った。
小ぶりなおっぱいの先につく乳首は勃っていた。何もしていないのに。
先ずはそこから愛撫してあげることにしたのであった。
つづく。