ベンツに乗る女~その12
私は続けて乳房を愛撫した。
舌を乳輪に這わせる。最初はソフトに、そして段々と彼女の豊かな乳房を押すくらい強く舌を使った。
そしてその後はゆっくりと乳首を口に含み転がしてみた。
彼女は相当感じるようで、これらの責めに身体を仰け反らせて感じていたのである。
私は時には乳首の先に舌先で摩擦を与えたり、首を左右に降ったり、時にはあまがみしてみた。
どれにも素晴らしい反応を見せていたのであるが、右の乳首は首を左右に降ってあげるのが良くて、左は乳首全体を口で包みこんで舌先で乳首の先を摩擦することに大きな反応があった。
これらは私の頭にインプットされていった。
無論、次回以降への参考のためである。
右の乳首の方がより感度が良いようであった。
一心不乱に愛撫を続け、彼女の反応を見ていたのであるが、気付けば彼女もまた乱れまくっていた。
恥ずかしい声を上げ、身を捩らせている姿は当初恥ずかしがっていたそれからは想像しえなかった。
普段経営者として凛とマネジメントしているのであろう。しかし、その時の姿は一人の女でしかなかった。
私は彼女の背中に左手を回して左の乳首を弄った。口はそのまま右の乳首を捕らえていた。
よほど感じるのであろう。つい先ほどまで圧し殺していた声が部屋に轟いた。
遊んでいた右手の中指でワレメを二度三度なぞってみた。
「ダメ…逝っくぅ~」
クリトリスを弄ったわけでもないのに昇天してしまった。
私は同じ動きを続けた。
つづく