長いのがお好きというわけでもなく…
あまり女性経験のない男性の抱いている妄想でいくつか誤っているものがある。
「どうしてしてそうなるかな?」というものの最たるものは「女性もセックスを求めている」というものである。
確かにある意味では間違いではないのであるが、その対象が誰でも良いという訳ではないのだ。
如何に女性経験が少ないと言いながら、それくらいわかりそうなものであるが、サイトで出会った女性に聞くとこの手の男性はすこぶる多いらしい。
それは理解に苦しむのであるが、もう少し勘違いしやすいことを言うとぺニスの大きさである。
これは多くの男性が勘違いしていると思われるのは、いろいろなところに「ぺニス増大法」と書かれ、器具やサプリメントが売られていることからも明らかであろう。
かく言う私も大きい方がいいと思っていた一人であった。
大きなぺニスをガンガンと突き、女性にあえぎ声を上げさせる。これは男にとってあこがれとも言えるのは間違いない。
しかし、現実を言うと以前も書いたが私はほんの少しだけ大きいらしいのである。長さよりも太さという点において。
でも「ほんのちょっと」だと思う。
そ んな私でさえプレイに支障をきたしたことが何度(何人)かあるのだ。
さすれば「巨根」呼ばれる男性はどうなのであろうか?
痛がられないように途中までしか挿れなかったり、グラインドをしなかったりするのだろうね。
この自らの能力を発揮できないのは男にとって不満に値すると思うんだよね。
あんまり小さいのもどうか?とは思うが、「大は小を兼ねる」ともいかないようだ。
もっとカルチャーショック?だったのは時間である。
とにかく長い時間挿入していれば女性の満足は増すと思っていたのである。
特に若い時に回数はこなせたが、早漏に悩んでいた身としては一度の挿入で何度も逝かせるということにどれだけあこがれたであろうか?
それこそ自らの回復能力に任せて挿れたまま何度も突き上げ、ゴムの根元から漏れていて当時の彼女から叱られた、なんてことがあったな。
で、今に時間を戻すと長いのがいい人もいれば長いのはちょっと…という人もいる。
これも過去にブログで書いたと思うが、何度か同じ女性とセックスをするとヴァギナに慣れるというところがある(これは慣れないうちは未だに早いという言い訳ね)。
そこからが男の腕の見せどころと思っているのであるが、だからといってあんまり長い挿入は歓迎されないということなのである。
逝く、というのも「適度に」というのが前に付くのだね。
「適度に」こちらが先に逝くというタイミングが大切。
そして逝かせる、ということに関しては「過ぎたるは及ばざるが如し」だね。
まぁ、たまに征服感を持つためには自らの身体の下で身悶えする女を見るのもアリかと思うけどね。
それも「お作法」がわかってこそ、と思う。