先生を生業とする女~19
「ヤバ…」と思った時には時既に遅しなわけである。
一定射精コントロールができたとしても、男性諸氏ならば斯様な経験はないだろうか?
そこからストロークを弱めたところでどうにもなりはしないという状況を。
それでも私は射精を我慢したのであった。極力出さないように…
そうすることによって、本来であるならば思い切り放出すれば大きな快感が生じる。しかし、私の意図は違っていた。
この日は体力的にかなり厳しかった。だからこの一度きりで終えようと思っていたのであったのだが、なんともこれでは情けない。
無理を強いてくることなどから、あまり長い付き合いにならないことを実感していたから無理をしなくても良いものを変な意地を見せようとしたのである。
もう一回戦しよう…
「ごめん、気持ちよくなっちゃった。逝くよ」
そう言うと私は果てたのであった。
そして
「ヨシ、成功」
とも思っていたのであった。
表面上不満は言っていなかったが、明らかに横浜たそがれ…「もう、終わりなの~」なわけである。
私は体力が奪われていたから彼女の横に仰向けに寝た。息は整えたかった。
それでも一点に集中していた。
既に下半身は隆起し始めていたのであった。
つづく