エロという表現
先日男仲間で飲んでいた時に「俺ってエロおやじだからなぁ」と言っていた輩がいた。
その人は風俗店に行き、出張があればデリヘルを呼び…と、まぁお好きなわけなのであるが、これをエロと表現してしまうことに違和感を覚えたのである。
チビ、デブ、ハゲという見事な三要素はまだしも、言動が私の考えるエロとはほど遠いのであった。
この人の場合、自らを「スケベおやじ」と表現すべきで「エロ」とはもっと高尚な感じがするのである。
女性の場合も同じだと思うのである。
以前、お会いする前に「かなりエロいです」と言っていた女性がいた。
お会いするまでの間に妄想と期待をしすぎないようにしているのであるが、自ら「エロい」という女性は後にも先にもいなかったので、ちょっと期待してしまったところはある。
お会いしてみたところ、見た目はかなり派手。
これはヨシとしたい。
ホテルに行く前にランチをした。
メールしている段階で酒が好きだと聞いていたので、私がハンドルキーパーであったこともあり、酒を勧めると「いいの?」と言って飲み始めた。
そしてアルコールで色白の肌が染まっていく。
これも色っぽくてヨシだ。
私が「ん?」と思ったのは次の出来事である。
酔うほどに下ネタの連発となったのだ。
これは私の考える「エロ」とは趣が違うのでは?と思ってしまったのである。
そして促されてホテルに行ったのであるが「やはり」ということになるのだ。
そこではこの私でさえドン引きするほどの隠語を連発し、自らセックスをリードする女性の姿があった。
これはエロではない。
単に淫乱なのだ。
男なら、スケベということになる。
言葉の定義としては私の感覚としては違ったのであるがプレイとしては楽しかったので数回お手合わせ頂いたね。
しかし、エロではなかったかな?
エロというのは自己判断ではなく他人が評価してくれるものなんだろうね。
エロいなぁ、と思わせる。
私もそうなってみたいなぁ、と思うよね。