ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

ウソのプロフィールを書いていた女~その4

私は車の中で待っていた。
外にはちらちらと雪が降っていた。

15分も経過したであろうか?
「約束を破られたのかな?」と思ったのであった。

今日は会うだけ、と思っていたから私は午後にはアポを入れていたのであまり長く待つわけにはいかない。

「ドタキャンされたかな?」
その場を離れようかな?とも思ったのであったが、それをするにしても一応連絡を入れてみようと思ったのである。

「今日は無しかな?」
サイメに入れてみた。

すぐに返信があった。
「今向かっているところです」

仕方なく私は車で待つことにした。

ファーストタッチというのは緊張するものというのはこういう出会いでなくとも経験をしている。だから二の足を踏むことも理解はできる。普通でもそうなのに出会い系サイトを通じてのものだ。尚更なわけである。

だから待たないといけないとは思ったのであるが、何も連絡もなく…というのは如何なものか?と思ってしまったのである。

何か先に連絡があってもいいのではないか?と。

私が立体駐車場で待っていると約束の時間を30分ほど過ぎて一人の女性が入口のドアを開けて駐車場に入ってきた。

車の特徴は話していたのであるが、私はハザードをたいてココにいるよ、と合図した。

彼女が近づく。
やはりその人のようだ。

プロフィールの中に身長が170とあった。
当時の彼女さんが169であったから同じような身長であったと思うからその人と認識できた。

しかし、プロフィールと違ったのは「体重50kg」であったのである。
それは一瞥してわかったのである。

彼女が近づくと私は車を降りた。
こっちだよ、と導いたのである。

ファーストタッチにしてはたいそう防寒をしているな?という感じであった。

もう少し女を出してきてもいいのに…
しかし、そうではなかった。

私に導かれ、彼女は助手席に座った。

大きな女性であった。

ちょっと苦手と思ったのであった。

つづく