バブル期に弾けていた女~その11
彼女は完全にグロッキーであった。
それは見て取れたのである。
ただ私は手を緩めなかったのである。
彼女をお姫様抱っこするとベッドに仰向けに横たわらせた。
私もベッドに乗ると彼女の足首を持って高く上げ、その中心部にぺニスを突き立てたのであった。
彼女からは悲鳴に近い声が上がった。
私はお構い無しにピストン運動を繰り返したのであった。
過ぎたるは及ばざるがごとし、という言葉がある。
男というのは射精をしてしまえばそのトーンは一気に沈む。しかし、女性というのは逝ってもそうかんたんには落ちてはいかないようなものであるらしい。
どころか、まだまだ深遠な部分に到達していくということがあるようだ。そしてそれは苦痛にさえ繋がるらしい。だから逝き顔は辛そうで、どんなにいい女でも醜く見えたりもする。
実はそのことは当時のステディで経験していた。
連続して逝かせた上でくたっとなってから尚もまたインサートして続けた結果、ステディは目を見開きすごく怖い顔をして気を失ったのであった。
私はこの女性に同じようになるものなのか試してみた。高速ピストンを数分続けた。その間、絶叫が続き、結果目を見開いて気を失ったのであった。
口からはよだれが垂れ続けていたが、私は尚も腰を振り続けた。
恋愛感情を抜きにすれば、こうまでも棒のように自らのぺニスが働くのだな、と実感した。
あとは刺激で逝くしかない。
その点男は物理的に逝ける動物なのだ。
単純でいい。
私は角度を変えて感じる部分に刺激を与えた。
そして、あっさりと果てたのであった。
彼女と自らの陰部の「汚れ」を拭き取り、しばらく昼寝をした。
夜には帰らないといけない。
ホテルを出たのはサービスタイムぎりぎり。彼女を駅に送り、私は高速を飛ばした。
「やり過ぎたかな?」と思ったのであるが、そうではなかったらしい。会社に戻るまでに何通も彼女から「また会いたい」「もっとセックスしたい」とのメールが入っていた。
いやいや、鍛えていた時期ではあったが、さすがに腰が痛かった。
明日からスクワットの数を増やさないと…と思った。
当時で言えばいいセックスフレンドができた…と思ったのだよね。
つづく