快楽追求型と余韻を楽しむ派②
たいがいの女性は自らの限界値=それが快楽であるのか苦痛に繋がるのかの臨界点を知っていて、それ以上の愛撫は望まない。
前戯をあまりしないという男性もいるようだが、これはもってのほかとしてもあまりに執拗にするのもまた過ぎたるは及ばざるが如しということになるようなのである。
インサート後についても一緒で、あまり中にいるとかえってボルテージが下がってくる…なんて人もいるようであるから注意しないといけない。
そういう女性は決してセックスが嫌いなわけではない。根本としてフィジカルな面もメンタルな面も男女ではセックスの意味合いがかなり異なるということを持って臨まないといけない、ということなんだろうね。
ともすれば男性がダメなセックスと思いがちな早い射精も女性にとっては望んでいるそれであったりする場合もあるからわからないものである。
そう考えると当に千差万別のようであり、序盤でスタンダードのようなものはあったとしても全体を通しては王道なんてものはないのだな…ということを感じさせられる。
よく言われることであるが、AVのような激しく長いセックスをすれば全ての女性が悦ぶかというとそうでもないということなのだ。
やはり何度か身体を重ねることによってその女性がどの程度のことをすれば快楽と思ってくれるのかを見極めなければいけないと思う。
女性を逝かせるということに執着をして初期の段階、例えばファーストタッチでそれが実現してしまったことで男性は制覇するという欲が達せられてしまうかのように感じるが、それが合格点ではないということなんだね。
メンタルという点に於いては尚更である。
女性がセックスの意味合いをそちらをメインに考えているとしたらそこを意識して初めてだと思う。
その意味でいうと、一連の行為に後戯というものを加えておかないといけないと考えている。余韻を楽しみ、クールダウンをしていく時間だよね。
これが嫌い…という女性には出会ったことはないかな?だからこそ、それをないがしろにしてはいけないのであると思うね。
男としては射精したらさっさとその場を離れたいところ…これは本能に基づくものなのであろうがそれに反するところがあるからセックスなんだと思うんだよね。