甘えは許されないと思う状況と性格
このことは良し悪しというしかないのである。
ステディから、あまりに甘えないために「水くさいな」と言われたことは何度もある。
しかし、どうも甘えられない自分がいるのである。
むしろ、「親しきうちにも礼儀あり」という言葉を重んじるのである。
当たり前のことではあるのだが、常にステディのことは大切に扱う。
なるべく私に対して世話を焼かせないようにしたいと思っているのである。
本当は本当にダメなヤツなのである。
これが世話を焼きたくなるような男ならそれに甘んじるのであるが、そんなにいい男ではないし、更には普段から「気づく」ことで生きているキャラなのである。
それを…愛するステディの前でだけ自分本位に振る舞うなんてできないのだね。
そう、ステディ以外の前の方が優れている、なんてことはあり得ないんだね。
ステディの前では自分のいいところを発揮したい。
自分のいいところと言えば気がつくところ…ならばそれを最大限発揮すべきはステディの前ではないのだろうか?
同じようなタイプの女性を好きになるというのは、かなり手練れの言うことで、私の場合はそんな経験もないわけであるからステディに合わせようとしたのであった。
だから、前のステディ、今のステディ…180度に近い女性を好きになっている。
前のステディはたぶん若い頃からモテていたと思うが、今のステディは若い頃(決して悪くはなかったのであるが)家庭環境に縛られていたためにモテるに至らなかったのであろうと思うのだ。
前のステディはそうしないと私の立場が危ぶまれるという意味で尽くした。
今のステディはこんなことをしてもらった試しがないいう意味で尽くしている。
しかし、私のやっていることなど変わらないのである。
常にパートナーが心地好く、常にパートナーが楽しめてくれているならそれが私の幸せであるのだ。
そして、それはセフレという存在にも適用していた。
だって、そうした身体だけの関係の人を惹き付けられれのであれば、今の本気のお付き合いは正しく進行するから…なのであろう。
当たり前なんてことはあり得ないと思っている。
何かをしないとね。
それで初めて関係が築けると思っている。
だから、一生懸命するのさ。
そうしたこともわかってくれてステディができると思っているね。