女の方が少ないという事実
なんで私が必死になって女性に好かれないといけないかと思うか?と言えば日本人の絶対数として女性の方が少ないのである。
なぜか?と言えばかんたんな話でこうした一度の産卵数が少ない動物においては本来メスが多いのだけど、弱い存在として雄を作った(そりゃそうだ、オスは生殖してそれが成功すればいいのだし、文明と呼べる時代から守るために一度に産む基本は一人としてきたのであるから)のであるから死ぬ数は当然カウントに入っているのである。
それがいつの間にか医学の進歩でたくさん生まれるオスが多くなってしまった。
本来そうではない。数多く子孫を残すものはメスの方が多い。
私は魚が好きなのでそれに準えれば、魚の中には全部メスということもあるのさ。
フナという魚がそうなのであるが、この魚の卵は他の同じ種族(コイ科)の精子でも授精する。
海にも成熟すると全てがメスになるクロダイという魚がいて、逆に小さい時はほとんどがオスなのである。地方によってはその小型魚をチンチンと呼ぶのはそのせいなのかもしれない。
そういう世界においてはオスであればあぶれない?で済むかもしれない。しかし、私は人間なのである。しかも医療技術の進んだ日本にいる。
私が小学生だったころ(その後は男子校、大学も圧倒的に男が多かった)は昭和50年代であったが「男子21人、女子19人」みたいなクラス編成であったと思う。
当時その数的な優位?を私はすでに憂いていたよね(笑)
「俺は誰にもありつけないんじゃないかな?」と。
そこまでの異常な感覚を持たないにしても、自分を相手にしてくれる女性は少ない…だからお相手してくれているだけでありがたい、と思う感覚はないといけないのではないかな?と思う。
確かに自分は大切だ。
これは主観でしかないが、自分は頑張ってきたと思うことも必要だし、今の自分が頑張っていると思うことも重要であると思う。
ただ、だから彼女さんがいるのではないかな?
頑張って、今の自分があるから彼女さんがいるのである。
確率的にはそうじゃないか?
だからお付き合いしてくれる女性には感謝しないといけないと思っているんだよね。
それを…甘え過ぎてはいけないと思う。
私がモテないからこそそう思ってしまうのかもしれない。
しかし、世間においてもどんどん相手にされなくなる年齢だ。
私のような年齢になると役職定年も考えることになる。
そうなった時にどれだけの人間が付いてきてくるというのか?今の立場があるから付いてきてくれるのではなかろうか?
ステディは「仕事で頑張っているあなたが好き」と言う。それこそ危機感を持つ。
私が窓際になった時に果たしてステディは付いてきてくれるであろうか?
私は人として魅力があるのであろうか?
現実、私よりもいい男なんて掃くほどいることくらい良くわかっている。
10年後、20年後を考えて私がステディから捨てられないと言う確証はない。
捨てられるってカッコいいか?
カッコいいわけがない。
だから今の自分を頑張らないと。
ただただそう思う。
確率論として低い、とても低い中でね。