ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

誘われて尻尾を振って行ってしまう男②

で、昨日会いに行ってきてしまった。

「ランチしてからにしない?」との女性のラインは完全にセックスをする前提なわけである。

以前もそうであったのだが、家人の目を気にしてかその女性は必ず車で出てくる。
普段の行動が車ありき、だからなんだろうね。

以前ならとある駐車場で待ち合わせをして私の車に乗り換えて…としていたのであるが、昨日は私が地下鉄で移動してある駅の近くで拾ってもらった。

この歳になり、お互いに3年の月日を経過して久々に会えば劣化が見られるところではあるのだが、少なくともお相手にそれは見えなかった。

車の中ではこの3年間の話をしていたのであるが、店に着くとギアチェンをして他愛のない会話をする。

それでも他から視線を感じるのは単に自意識過剰だからだけではない。何度か視線を向けてきている男女と目が合ってしまったのは、間違いなく夫婦ではない中年の男女のカップルを奇異の目で見て「どんな関係なのだろう?」と想像をしているのであろうな?と思うのである。

ほぼ一番で入った店も昼に近くなるにつれていっぱいになり、席を待つ人の列ができ始めた。

食事を終えたら長居するほど無粋なことはない。
「出ようか?」と言うとちょっと照れた感じで頷いてきた。そこで更に店内の視線を感じたのであった。

会計をしている時に女性が私の左腕に右腕を絡ませてきた。敢えて聞いてはいないが、彼女もまた店内の視線を感じていたのかもしれない。

ならば…こうした「お遊び」としてはなかなかいいフィニッシュを演じるな、と心の中でほくそ笑んでしまったのである。

彼女はハンドルを握ると「どこにする?」と聞いてきた。

「三井アウトレットモールにでも行くか?」とボケてみるとちょっと怒った表情を見せた。

冗談、冗談…
ランチしたお店の近くのリニューアルしたSULATAというホテルに予約を入れていたのであった。

つづく