誘われて尻尾を振って行ってしまう男③
ホテルに入った。
「いつもの通り?」と聞くと「そうね」と返ってきた。
この女性と会っていたのはだいたいこんな時間であったのだが、午後5時には帰らないといけないようであるのでお互いに入浴やシャワーをしてくると言うのが暗黙のうちに慣例?となっていた。
じゃあ…と思い、歯を磨いているといきなり服を脱ぎ始めた。
「じゃん!」と言って、私の横に立った女性を鏡越しに見て驚いたのであった。明らかにくびれができている。
「痩せた?」と聞くと…
その後仕事を辞めて、ジム通いをした結果だと言う。
「あまり差をつけるなよ」とは言ったものの、嬉しいことには間違いない。
会ってランチに入った時におかしいな?と思ったことがあった。以前なら着なかったチュニックを着てきたのである。
顔を見た限りでは太ったようには見えなかったが体型カバーのためにチュニックを着てきた?と逆の想像をしたのである。
その話をすると
「まんまと騙されたね」
と嬉しそうに笑うので
「彼氏さんは幸せだね」
と言うと
「あまり喜んではくれないのよ…それよりもいつもマンネリだからいろいろとして欲しいわ」
とのリクエストを出してきた。
まぁ、ツボはわかっているのでそれらをちょいちょい出せば身体は満足させられるし、私の満足得られると言うものである。
「じゃあ、ここで先ずするか…」
そう言って口をゆすぎ、女性のブラをやや乱暴にはぎ取ってみたのであった。
つづく