候補が外れて…と言ってもセフレの話ですが…⑧
※もう別れを迎えてから書くのはちょっとむなしい。
私はスウィートスポットをほぼ理解しつつも普通にピストン運動を始めた。
ただ奥に当てつつも女性が感じる部分にカリ首が擦ることは意識して腰を引くようにした。
ズンとボルチオを突くのと引く腰の両方で女性は反応した。私はその反応を楽しみながら腰を動かしていた。
このように、手に取るように反応がわかる女性というのはなかなかいない。どこがいいのか?は女性からはほとんど言ってくれないため探し当てるしかないのだが、これほどまでに早期に明快にそれがわかるということは経験としてあまりない。
私の中では2、3回絡めば自在にできる身体だと思ったのであった。
今まで中イキしたことがないなど、ちょっと考えにくかった。
いくらか反応を楽しんだあと、私はこの身体の征服にかかってしまった。このあたりがまだまだであると思うのである。
自分の中では反応がわかった時点で何度か楽しんでから得たようにしようと思っていたのであったが、ストーリーを崩してしまった。
答えを求めたいという男の性なのかもしれない。
そして、これが結果的に良くなかったということになる。
私は明らかに狙ってスウィートスポットに亀頭の先を突き立てた。それまでとは明らかに女性の反応が変わったのであった。
お世辞にも美しいとは言えない沈痛な表情と共に女性は身を硬直させ、身体を反転させようとした。
いつも不思議に思うのであるが、こうした動きと表情に反応し、自らも白濁液を放つのであった。
女性からすると今までがなんだったのであろう?ということらしいのである…
この日は同じ反応をあと2回楽しんだ。
帰りの車でも私の左手をずっと握る女性がいたのであった。
かなり危ない気がした。
このブログの項目を書き始めた時に既にそれを感じ始めていたのであったが予測は的中した。
実はこの後三度情交を繰り返しているのだが、二度は私の会社帰りなのであった。明らかに無理をして外出してきていた。
そして先週、「彼氏と別れるから…」とこれまでにも聞いたことがある台詞を聞いてしまったのである。当然私にも同じ立場を求めてくる。
もったいない気持ちはあったが、これで冷めてしまった。
ラインで別れを告げて、ブロックをしたのであった。
おしまい