子どものことをいい例として、不倫するのに男と女はかなり違う。
これは十分に理解しないといけないことであると思うね。
男と女って基本的に生活での役割が違うんだよね。
本当は一緒なのがいいのだけれど、まだまだそうもいかないというのは理解しておかないといけないと思うんだよな。
もうそういった「古い因習に囚われるのはおかしい」と言いつつだよ、それを実践できている者がどれだけいるのか?と言えば「全くいない」というのが経験からくる感想かな。
自らの生活を考えると確かに忙しい。
毎日5時には起きて、6時過ぎには家を出て…それからはずっと仕事のことを考えて…いや、たまに彼女さんにメールして…帰るのは日付が変わっていることもある。
そう、確かに忙しいのである。
しかし、自由にしようと思えば、自由にできる時間などあるのだ。
要するに真の意味で業務効率化をしていないだけであって、自分の仕事に酔っているだけなのである。
一方で、致し方ないこの環境で女性の役割はますます大きくなっている。
私も女性進出という言葉に仕事で翻弄されることはあるが、一番翻弄されているのは女性自身ではないのかな?と思う。
だって過渡期に於いてはいきなり新体制にはなれないからだ。
家庭での役割が減らないのに職場での役割が増える…というのが今の女性であると思う。
不倫を志向する女性は発展的な方が多い。
保守的ならばそれを望まないと思う。
例えば、専業主婦が不倫相手だとしよう。
イメージの中で「時間がある」と思うか?
私は「時間がある」と思った口だ。
しかし、考えてくれ?
本当にそうなのか?
違うんだよね。
この環境下にあって子どもを育てる主体は残念ながら女性なのさ。
そう考えると女性は24時間仕事をしているのと同じと思っておかないといけない。
不倫相手に
「貴方が一番大事」
と言われたことはないだろうか?
私はあるし、大変ありがたい言葉ではあるが、それを真に受けて振る舞ってはいけないと思ってきた。
それは間違いなく私よりも上位に置かれる存在があるからなのだ。それは常に意識しておかないといけない。
不倫相手に
「何をも差し置いて一番に考えて欲しい」
と言われたことがある。
しかし、同じ言葉をそのままその女性に対して言ってはならないと思った。
それはいくらそう思っても、私よりも上位に置かれる存在があるからなのだ。
男は子供という存在をないがしろにしすぎる。
「自分はそうではない」という向きもいるかもしれないが、男は産ませっぱなし…というところがあるのではないだろうか?
血を分けた子供でさえそうなのであるから、不倫相手の女性の母である部分は意識しすぎるくらいでちょうどいいと思っている。
そういう存在をお相手にしているのであるから気を使い過ぎるくらいじゃないといけないと思うんだよね。
恋だの愛だの盛り上がるのはいいと思う。
しかし、それに甘えた理不尽な立ち振舞いは一番いけないと思う。
以前ここで不倫は恋愛ではない、ということを言ったが、もし恋愛としたいと思うのであればその前に「大人の」という言葉を付け加えたい。
それはお互いの立場や環境を理解してあげることをしないといけないと思うのだよね。
特に男は一人で盛り上がってはいけないということだと思う。