人肌恋しい季節
ついに今週、雪が降った。
ずいぶん前にユキムシを見たから、初雪はもっと早いかと思っていただけに今年の冬のスタートは少し遅めのような気がする。
現に昨日も暖かく、少しだけ積もった雪もほとんど溶けてしまった。
恋の季節というと一般的には夏、なのであろう。
気分が開放的になるということなんだろうね。
私も夏に出会いがあり、お付き合いを開始したケースの方が多いと記憶する。
この北国に於てもそれは同じ。
いや、冬が長いだけに寧ろそうした思いはこの地の人々の方が強いのかもしれない。
ただ一夏の恋、とも言う。
そうした開放的な思いは終息するのも早いということなんだ、と思っている。
一方でこの季節に始まった恋は長く続くことが多いような気がする。
「人肌恋しい季節」とは良く言ったもので、夜布団に入る時や朝の目覚の時に誰しもがそう思うのが、この季節ではないのかな?と思う。
この言葉は高校生の頃であったろうか、テレビで山城新伍という俳優がある女優の留守電の冒頭に入っていたということを言っていたことで覚えている。
無論、当時はこの言葉の持っている風情について理解できるはずもなかった。
人間というのはある意味本能に背いている動物であるが、それでも動物であることには変わりない。
秋~冬というのは哺乳類にとっては意外と繁殖の季節であることが多い。
そんなことも異性を求める要因になっているのかな?と妄想してみたりもする。
久しぶりにちょっと出会い系サイトでも覗いてみたい気分になっている。