最終的には社会的な立場なんて関係ないというところ
男というのはどうも自分の立場を重んじるところがある。
中にはそれだけのために生きているような人もいるくらいなのであるがそういう姿を見て「何が楽しいんだろう?」と思ってはならないのであろうね。価値観など人それぞれであるのだから。
自らのことを言えば、立場というのは目的ではなく手段に過ぎず、その先にあろう享楽的な何かがあってこそだと思ってきた。
女性との交際についてもそれは言えることで、自らに自信がないからこそ立場という名の武装を持ちたいと思ってきたところがある。
しかし、それを自らの価値判断として前面に出したところで女性にはあまり通用しないようなのである。
勿論、社会的な立場があるということは交際するにあたり一定の安心感は与えるものと思われる。立場があるということは第三者が認めた何かがある、ということなのだから。
しかし、自らの周りの立場ある人間を見た時に必ずしも人間力が高いかどうかと言われるとそうでもないということに気づくのである。
寧ろ悪さとか狡さのようなもので立場を作ってきた人の方が散見され、能力という点に於いてもその順番をもって立場を作っているとも思えないところもあるのだ。人間力について言えば尚更関係はない。
私は大した立場にはないが、それでも一定のものを築くファクターとなったのは実は能力の部分ではなく運不運の部分が大きいと思っている。
恐らく女性はそういうことをよくわかっているのではないのか?と思う。
若い時なら…未婚なら…まだしもこの歳になって、ましてや不倫関係ともなれば立場なんか関係がないのである。
いや寧ろ、実社会に於いて学歴が邪魔をするのと同様に立場があるとその小自慢でもされるのでは?と警戒の対象となるのではないかな?と思う。
一時期マーケティングのためにネカマをしたことはここにも書いたと思う。
そこで思ったのは同じ男としてやっかみもあるのだが、あまり立場を強調するのは女性を引かせる原因にもなるのかな?と。
自分も見聞きかじった言葉で話を進めるのは底が浅い。
そういう言葉でコロコロと変えるのにはちょうどいいかもしれないけどね。
自分を美化するにはね。
でもそれだけ…なのさ。
女性はわかっていると思うけどね。