「全てを最優先させて!」と言う女
かつてお付き合いした女性にそう言われたことがある。
不倫と言えども恋愛だから確かにそれくらいの意気込みでいかないといけないような気がしていたし、この女性に惚れていたことは事実であったのでそうした時期はあった。
しかし、それはやはり不倫なのである。
配偶者という存在が嫌になり不倫に走るというのは男女共にあると思う。
ただ最優先と言われたところでどうしてもできないことがあるということもあるという理解はないといけないと思うのだよね。
ひとつは仕事。
これを放り出してまで最優先した時期はあった。
しかし、それなくしては生活が成り立たない。
完全に放り出した瞬間にお相手との楽しいデートの軍資金すらなくなるわけである。
それをサボる程度のことはしてきたことはあったが、自らを棚に上げるわけではないがそこそこ仕事ができるからこそなせる業であり、普通は仕事中に抜け出すなんていうのはサラリーマンである以上ご法度なわけである。
朝いきなり「セックスがしたい」と言われて100%実現したのは、無論私がしたかったこともあるが、奇跡に近いと思うのである。
それ以外にも「困ったぁ~」ということが起きれば馳せ参じていたが、今思い起こすとよくやっていたな、と思うのだ。
もうひとつは子ども。
この存在には作ってしまった責任がある。
だから果たさないといけないものがあるのだ。
これをもってしても自らを最優先すべし、というのは本当に悩んだ。
なぜなら、絶対に逆はしてはならないと思っているからなんだよね。
子どもに対する思いというのは男は作りっぱなしであるが女は妊娠期間の生活の「不自由」、そして出産という「痛み」があるということを認識しているからなのさ。
お互いに「親」という立場は次の世代を考えた時に最優先しなきゃいけないと思うんだよね。
そのあたりの話でこのお相手とは別れたと思っている。私は先方のお子さんのことに関しては助力してきたつもりだったんだけどね。就学、就職。
それらも協力したつもりであったのは私の自惚れに過ぎないのであろう。
と、過去の話をしたが、それは経験として…
それがあるから今の自分があると思いたい。
ベンツに乗る女~その15
直近でステディと別れていた私の下半身は女性を求めていた。
そしてしばらくそういうこともなく、私に焦らされるだけ焦らされ、言葉責めまで受けた彼女の下半身も迎え入れるには十分な準備ができていた。
私が入口にぺニスの先をあてると
「やっときてくれるのね」
と彼女は感嘆の声を発した。
私はズブリと音がするくらい強くぺニスを押し込んだのであった。
彼女は私の背中に腕を回してきた。
そして私の下からは一突きするごとに悲鳴にも似た声が聞こえた。
興奮でトランス状態になっている男女は単なるオスとメスになることがある。
若い頃はそういうこともあったがセックスをプレイとして楽しむようになってからは女性を歓ばせることが自らの快楽と考えるようになっていたため、その最中でもどこか頭の中は冷静なままにあった。
しかし、この時はちょっと違った。
それはつい1ヶ月ほど前にステディを失ったことと無縁ではない。
一度空虚になった心を埋める前に身体の渇きを潤したかった。
決してこの歳上の経営者を次のステディにしようなどとは思ってもいなかった。
単にセックスのお相手としか考えてはいなかった。
そのお相手に私はひたすら腰をうちつけ、回転させた。そこには普段してきているような強弱をつけたりテンポを変えたりなどということはなかった。
興奮しているのは私だけではなかった。
彼女もまた興奮していた。
単純なピストン運動とグラインドしてくる棒を受け入れるだけで感嘆の声を上げていたのであった。
そして時々身を硬直させていたのは頂点に達していたのであろう。
それでも私はお構い無しに動きを止めなかった。
明らかに興奮していたし、射精コントロールなどせずにひたすらぺニスに刺激を与え続けたが、射精する様子がなかった。
「堪忍して。もう死んじゃうから」
「俺も逝くよ」
嘘をついて射精したふりをしたのであった。
つづく
長いのがお好きというわけでもなく…
あまり女性経験のない男性の抱いている妄想でいくつか誤っているものがある。
「どうしてしてそうなるかな?」というものの最たるものは「女性もセックスを求めている」というものである。
確かにある意味では間違いではないのであるが、その対象が誰でも良いという訳ではないのだ。
如何に女性経験が少ないと言いながら、それくらいわかりそうなものであるが、サイトで出会った女性に聞くとこの手の男性はすこぶる多いらしい。
それは理解に苦しむのであるが、もう少し勘違いしやすいことを言うとぺニスの大きさである。
これは多くの男性が勘違いしていると思われるのは、いろいろなところに「ぺニス増大法」と書かれ、器具やサプリメントが売られていることからも明らかであろう。
かく言う私も大きい方がいいと思っていた一人であった。
大きなぺニスをガンガンと突き、女性にあえぎ声を上げさせる。これは男にとってあこがれとも言えるのは間違いない。
しかし、現実を言うと以前も書いたが私はほんの少しだけ大きいらしいのである。長さよりも太さという点において。
でも「ほんのちょっと」だと思う。
そ んな私でさえプレイに支障をきたしたことが何度(何人)かあるのだ。
さすれば「巨根」呼ばれる男性はどうなのであろうか?
痛がられないように途中までしか挿れなかったり、グラインドをしなかったりするのだろうね。
この自らの能力を発揮できないのは男にとって不満に値すると思うんだよね。
あんまり小さいのもどうか?とは思うが、「大は小を兼ねる」ともいかないようだ。
もっとカルチャーショック?だったのは時間である。
とにかく長い時間挿入していれば女性の満足は増すと思っていたのである。
特に若い時に回数はこなせたが、早漏に悩んでいた身としては一度の挿入で何度も逝かせるということにどれだけあこがれたであろうか?
それこそ自らの回復能力に任せて挿れたまま何度も突き上げ、ゴムの根元から漏れていて当時の彼女から叱られた、なんてことがあったな。
で、今に時間を戻すと長いのがいい人もいれば長いのはちょっと…という人もいる。
これも過去にブログで書いたと思うが、何度か同じ女性とセックスをするとヴァギナに慣れるというところがある(これは慣れないうちは未だに早いという言い訳ね)。
そこからが男の腕の見せどころと思っているのであるが、だからといってあんまり長い挿入は歓迎されないということなのである。
逝く、というのも「適度に」というのが前に付くのだね。
「適度に」こちらが先に逝くというタイミングが大切。
そして逝かせる、ということに関しては「過ぎたるは及ばざるが如し」だね。
まぁ、たまに征服感を持つためには自らの身体の下で身悶えする女を見るのもアリかと思うけどね。
それも「お作法」がわかってこそ、と思う。
出会い系サイトに美人はいないは嘘
こうしてブログを書いているとコメント欄に書き込みを頂戴するのである。
承認制にしているので、その後コメント欄に現れるかどうかは別にして、女性からコメントを頂くことが多いのであるが、ごく稀に男性から頂戴することもある。
だいたいが私のブログに対して批判的なのであるが、それは当たり前であるにしても時々ご相談めいたものもメアド付きでくることがある。
一番多いのはどうしたら出会い系サイトで女性と出会うことができるか?というものであるが、これは正直なところコツなど私にもわからないのである。
強いて言うならば、
・プロフィールを真面目に書くこと。
・サイメで繋がれば途切れさせないこと。
・女性の話題に合わせること。
・上から目線と小自慢は厳禁。
を気をつけているくらいで、あまりコツみたいなものはないのである。
しばらく書いていない時に来ていたのは「会えるには会えるがブスばかり」というものであった。
メールが付いていなかったのでここで回答する。
美人かどうかの判断というのは主観でしかないのであるが、私が出会った女性を思い起こすと「世間並なのかな?」というところなのである。
たった今、通勤電車に乗っているのであるが、ぐるっと見渡すとサイトもまた「まぁ、こんな感じだよね」という感じがするのだ。
美人さんはちやほやされる確率は高いのであろう。しかし、だからといって出会いが多いということではないと思うし、声をかけられてもそれに乗るかと言えばそうではないと思う。
自らに置き換えてみると、この不細工で飢えている男でさえ、サイト以外のリアルな世界でも私さえその気になっていればセックスくらいできたかな?と思うことは何度かある。
それをしなかったのは、それをすることにより支障をきたすことがあると判断したに他ならない。
それは誰でもする判断なのではないだろうか?
社内不倫など手近に済ませるケースは散見されるものの、確率的には小さいと思うのである。
勿論、別の意味で大きな危険はあるもののサイトという匿名性の高い別世界でパートナーを探す方が日常生活に支障をきたさないのではなかろうか?と考えても不思議はないと思うのである。現に自分はそうであった。
だからサイトにいることと見てくれはまったく関係がないと思うのだ。
繰り返しになるが美人かどうかの基準は主観でしかない。ただ私がお付き合いした女性の中には世間一般でも「美人さん」と呼んでいい方も何人かいた。
彼女さんがいる時にあまり美しいセフレさんが現れたらどうしよう?と思うのである(笑)
「そこまでの」美人さんが現れたことはないので危惧する必要はないのであるが…
コメント欄に入れてきた方がそう思ってしまうのは、女性のプロフィールのルックスが「美人系」になっていて、一定の期待値を持って会ってしまうからではないのだろうか。
そう、「そこまでの」美人さんはいないのである。
そして自己評価くらいいい加減なものもないということなのだろうね。
夫がEDで~その22
私はホテルに入るとシャワーを浴びてステディを抱いた。
当時の体力と精力からすればこれだけのインターバルを開けていれば何ら問題はなかったとは思うのであるが、それでも浮気相手との情交を2度に止めておいて良かったと思うのであった。
それ以上に気が気でなかったのはどこかに女の匂いが残っていないか?ということであった。
それは体臭という意味だけではない。そんなものは情交の後にシャワーで消している。
女性と交わってきたばかりの雰囲気を感じ取られてはならないのである。
私はいつものようにステディを愛撫した。
自ら申し出ただけあってステディの感じ方は異常なほどであった。乱れているとも言える感じだった。
私は前戯で何度もステディをイカし、そしてインサート後も何度か身体をのけ反らさせた。
それはそれは必死であったと思う。
もう慣れた身体は抱くのには心地良かったし、射精コントロールも自在であったから適度なところで一度射精をした。
そしていつものように直ぐに次の愛撫に入った。
貪るように求めていたのは後ろめたさからくるものではなく、むしろ数時間前に別の女性の上で腰を振っていたことを回想しての興奮からくるものであった。
その間、ステディは何度となく昇天をした。
そして私はその姿に満足をして2度目の射精をステディの中に撃ち込んだのであった。
まったくバレた様子はなかった。
ホテルを出てから一時間後に繁華街で再会したが、午前中の出来事を問いつめられることはなかったし、飲んだ後に再び求められることもなかった。
しかし、私は今もって思うのはステディは何かしらのことを感じとって私のことを求めてきたのではないかな?ということである。
当時、それだけお互いが通じていたのであろうな、と思うところではあるのだ…
つづく
腕枕していて「起きる」こと~その2
前回話が違うところに行ってしまったので元に戻そう。
私は彼女さんともう長いセフレさんといたした後には腕枕をして休むという行為をする。自らの勝手な定義であるのだが、ここまで含めてセックスであると思っている。
私の腕の中で寝息を立てて眠ってくれている女性を感じるのはとても幸せな気分になるのである。すごく安心感をもたらせてくれるね。
そして、私もまた眠りについてしまうのであるがふとしたことで目覚めてしまうことがある。
恐らく無意識のうちに私が顔を近づけようとするためにそれが起きるのだと思う。
「イタタ…」とまではいかないものの、それに近い感じ。
いずれも「毛」が関係している。
まずはセフレさん。前髪を立てているんだよね。
特に美容室に行った後は毛先が鋭くなっていてチクッとするのさ。
それで起きてしまう。
それとなく「髪長い方が好きなんだよね~」と言っているのだが伝わっているのか?どうなのか(笑)?
彼女さんに関してはまつげ。
エクステに行っている様子はないのだが、素晴らしくピンと上を向いていて、これが頬に刺さるのである。チクりと。
こちらはそれとなく…なんにも言えないよね(笑)
と、女性のことばかりを言ってはいられない。
私だって髭が生えてくるから同じ思いをさせてしまっているに違いないのだ。
あるテレビ番組で男性は赤ちゃんに頬擦りをするのは厳禁というのをやっていた。
確かに毛先は鋭いということをゆで玉子で立証していたが、私は身をもって経験している。
休みの日には無精髭なんてしていることがあるけど、あれはどうなのかな?と思うんだよね。
彼女さんは「男らしい」と喜んで頬擦りしてくるんだけど…
「ここでしちゃう?」といわれる
ちょっとこちらをご無沙汰していた時の話である。
病気が発症したのが地震前くらい。
妙に出会い系サイトを闊歩してしまって…
その…アクセスと出会いは正比例するんだよね。
で、10歳年下の女性と会うことになった。
メールの時点からたいそう気に入ってくれていたのであるが…実はこの女性とはその2ヶ月前くらいにやり取りしていたのだね。
突然メールが来なくなって…縁がなくなったと思っていたら、またメールが来るようになった。
この時点で「誰か男ができたけどフラレたな?」と予想がついたのであった。
で…その後の積極的なメールがすごくて。
たぶんそれは「失敗を取り返したい」ということで私に傾倒したような気がするのであるが、とにかく一度何の前触れもなく離れた女性に会ってみることにしたのであった。
積極的なメールには自分がいかに魅力的か?みたいなことが書かれていた。
ただ、サイトから離れた理由は旦那さんにスマホを覗く頻度を指摘されたのが理由を言っていたが、実際には男が介在したのだね。
会ったのは近所の繁華街。
私がよく?使う手なのだが、「個室居酒屋」にしてみた。
待ち合わせは駅だったのであるが、それはそれはたいそう目立つ姿で来てくれた(笑)
店に入ると酒が進み、男女の話に。
更に進むと自ら積極的に私の横に来て、股間を触る始末。
そして自ら私の手を取って自らのパンティの中に導き、濡れているのを確認させられた。そして、
「次に行く?」とお誘い。
私はそんな気がなかったので「次回にしないか?」というと「がまんできないから、ここでしちゃう?」と。
いい感じになって、そのままホテルに行った経験は何度かあるのだが、飲み屋ですることを促されたことは初めてであった。
その場は何とか制御して…約束は約束なのでもう一度お会いして…セックスをしたのであるが、セフレ前提のお付き合いが保てることは守られないくらいに勘違いだったんだよね。
メールは赤ちゃん言葉。
「しゅき、しゅき~💗」
とか来てしまう。
怖い、辟易。
ということで早々に退場させてもらった。
会ってからの誘導尋問でなぜサイトにアクセスしていなかったかは男と繋がったから、とゲロりながらそれを吐かされたことに気づいていなかったんだよね。おまけに年齢詐称だし(笑)
見た目もあるのだが、それよりも賢い女性にひかれる。
今、自分の近くに賢い女性しかいないことに感謝するよね。
先生を生業とする女~16
彼女は私の服を剥ぎ取るように脱がせた。
パンツだけになった私の股間は生地を押している状態にあった。
「元気じゃない?そこに立って、」
その口調は命令口調であった。
私は言われた通りに彼女の傍らに立った。
半笑いの彼女はゆっくりと私のボクサーパンツを下ろしていった。
生地に抑制されていたそれは彼女が下ろすのを抑えるかのようにしていたが、いざ解放されると勢い良く外に飛び出したのであった。
「元気ないって…十分元気じゃない?」
彼女は2、3回強くぺニスを強くしごくと唇を陰嚢に当て、そしてチロチロと舌を使い始めたのであった。
すごく気持ちが良かった。
と、同時に「慣れているな…」と思ったのであった。
その後もぺニスの裏筋にねっとりと舌を這わせ、なかなか咥えるようなことはしなかった。
普段、フェラが嫌いなステディが、恐らく私への従順の証としてするただただ棹を咥えて強くしごくようなそれとは訳が違ったのであった。
父兄にちやほやされることを自慢気に話していた時から感じていたことであったが、やはり何人か、いや頻繁に寝ているんだろうな…と思った。
私が更に怒張したと見るや、すっぽりと棹の根元まで呑み込み、舌を絡ませながら穂先まで強弱を取り混ぜながらしごいてきたのであった。
これには堪らなくなった。
体調が悪いのを性欲が上回ってしまったのであった。
「中で出させてくれないか?」
不覚にも懇願してしまったのであった。
「いいわよ」
彼女はさぁどうぞとばかりに股を開いて寝ころんだのであった…
つづく
腕枕していて「起きる」こと~その1
私は女性とイチャイチャするのが好きだ。
普段の私からは恐らくそんなことは想像だにできないであろう。
職場では常にセクハラ発言をしている。
最近よく言うのは「◯◯を外れた瞬間に性的な対象としか見なくなる」という言い回し。
例えば「女性はお客として苦手。なぜならこの人はお客様となり得ないと思ってしまった瞬間に性的な対象にしか見なくなるということさ。そこに興味が持てない対象だと本当にすぐに離れたくなる。物理的にもね…」。
こんな感じの発言はかわいい方だが、何故それで許されているか?と言えば、その手の話とは無縁と思わせているか、はたまた同じセクションの女性がその対象にないことを仕事で示しているかの所以なのである。
これが良いかと言えばそうではなくて、その環境を見た上司が飲み会の時にドギツイ発言をしてしまって訴えられそうになったことがある。
まぁ、女性の扱いが難しいことも認識せずにセクハラ発言をする男性がいかに多いことか。
環境を自ら作って欲しいかな?
乗じちゃダメだよね。
ハラスメントというのはかなり主観的要素が内包されているわけだし…みんなわかっていることだから、ちゃんとしないとね。ちゃんととはキャラを作らないと…ということさ。
職場でエッチなことを言う。
仕事を本気でやっていれば仕事をしている時間が一番長いじゃない?
だからそこでエッチな発言することが私の過剰を日常的に逃してくれるところなんだが、それを意識しないでやると「私狙われているんじゃないの?」という自意識過剰な女子社員の素直な発言により足元すくわれるのさ。
バカじゃないのかな?と思う。
少々?いやかなり話の内容を明後日の方向にいつたから、また明日ね。
おやすみなさい~✨
つづく
肌感
肌感…
何人かの異性と男女の仲になったことがある方ならばわかってもらえると思うのであるが、これって重要なファクターであるのではないか?と思っている。
だからこそ自らはリップクリーム、ハンドクリーム、ボディローション、化粧水、サプリメントなどで物理的にメンテナンスを行っている。
男の癖に?と思われるかもしれないが、キスを始めとしてがさがさの肌で触れるのは女性に対して失礼との思いがあるからなのだ。最低限のマナーかと。
そして、若い時ならばまだしもこの老体?にはもはや再生能力に乏しいのである。だからこそどんなに深酒をしようが、翌朝二日酔いであろうが、朝晩メンテナンスをするのである。
そうした最低限のことをやっても表現しがたい肌感というものがある。
「肌が合う」
とは何も男女の間柄を表現するだけのものではないのだが、要するにフィーリングが合うということなんだと思う。
もちろん、メディアは別として何らかの心因性のフィーリングを感じているからこそ男女の仲になる可能性をもって出会うのであるが、いざベッドにという段になって肌を合わせた時に「この人とは長く続けていけそう」という感じがするのである。
それ以前にキスの段階で「あれ?ダメかな?」と思うこともあり、非常に迷うところではあるのだが、やっぱり長続きしないという結果になるのであった。
女性はもっとそれを感じるのではないかな?と思うのである。
肌感の合う女性とは身体を密着させてセックスをしたい。小柄な女性だと体重をかけすぎないように注意が必要であるのだが。
そして、そういう女性とは終わった後でも身体をくっつけて微睡みたいのである。
こうした密着感が益々仲良しになる要因になると思うのだよね…
ベンツに乗る女~その14
「わからないな?ちゃんと言ってもらわないと」
それまでの私の態度がプレイの途中で変わったことに彼女も気づいていた。
「イヤ、恥ずかしい…そんなこと言えない!」
「じゃあ、お預けだな…」
私は意地悪く言った。
しかし、それで放置するということはなく、また彼女の感じる部分に舌を当てやや激しく舌を動かし、更には入口の部分を指でなぞった。
どうしても言わせてやろうという魂胆なのであった。
彼女はあえぎ声をまた高らかにあげていた。
そして、ついに小さい声で言ったのであった。
「お◯んこにお◯ん◯んを入れて」
「うん?聞こえない…」
「お◯んこにお◯ん◯んを入れて!」
「入れてください…じゃないのか?」
「入れてください!」
「最初から!」
「お◯んこにお◯ん◯んを入れてください!」
もう羞恥心を煽るには十分な言葉責めと思った。
私は「よし。いい子だ」と言うとゆっくりとコンドームを装着し、彼女の中に腰を落としたのであった。
彼女は経営者として長いからこのような命令口調をされることもほとんどないのだと思う。
だからこそ、私はトライアルしてみたのであるが、こうしたプレイに自らが向いていないことに気づいたのであった。
こんな短い間の命令口調でも何度か噛んでしまったのである(笑)
慣れてないと言えばそれまでだが、やはり向いてないのであろう。内心苦笑してしまった。
つづく
貴女が不倫相手に自信を持たせてしまうという事実。
私はステディが好き過ぎて、もっと男子力を上げたい、女性経験を積みたいと思ってこんなことを始めてしまったところがある。
それは人数という意味でセックスの経験数を上げたいということを思ったのは勿論のことである。自らのセックスが合っているのか?合っていないのか?無論、正解などないのであるが客観的に見てどうなのか?を知りたかったのである。
そのことについて言うとステディのことを自在に昇天させることができるようになった時点で達成をしてしまったのであるが、それでも尚、そうしたことを続けてしまったのは、どうしても押さえつけられないステディの「女心」を他の女性で知りたかったというところが大きい。
男子校、女子が少ない大学、男社会に就職…ともなれば、女性と接する機会が少なく、自らのそうした経験不足がステディの心の内を満足させられていないのではないか?と思っていたところがあった。
その「ステディを満足させる」目的を達成するためには、「他の女性を落とす」ことに一瞬目的変更をしないといけないということになる。
しばらくして気づいたのであるが「女性に対して引け目を感じていない」と思ったのである。
つまりは日頃ステディと接しているうちに知らず知らずのうちに女性恐怖症というものから解放されていたということなのだ。
美しく、気難しいステディとお付き合いできているのであるから…この女性を口説き落とすなんて…という気分になったのである。
一瞬目的変更をすると言ったが、この心持ちは大きな目的からすると主客転倒してしまっている、ということになる。
簡単にいうとステディとお付き合いをすることで私は自信をつけてしまったということになる。
そうではない方もいるかもしれないのであるが、一般的に男は浮気性である。
これは生物学的にも致し方ないことでもあると思うのだ。開き直るわけではないのだけど(笑)
私のしている行動を客観的に見れば、私の御託などどうでも良くて、単純に「いい女と付き合えるようになったから自信をつけて次々と」ということになりはしないだろうか?
いや、「あくまで個人の感想です」ではそうなのである。
不倫でなくともパートナーがいる女性がこの私の戯言を見た時に「じゃあ、どうしろと言うの?」ということになろうか?と思う。
ごめんなさい、それはわかりません…
というのが私の回答なのだが、実は私のような男は多いような気がする。
女性にモテたいと思っていろんなことを頑張ってきたけれども、肝心な女性を口説くということに奥手で、いい歳になって最愛の彼女ができたことによって男として自信をつける…
純なだけに止めにくいのだけど「私の彼だけは大丈夫」ってことはないと思うんだよね。
そこは最後まで信じちゃいけないところかな?
Mであると勘違いしているのでは?
私が出会った女性の中に「私はSです」と言っていた人はいない。
そういうことについて何も言わないか、「Mっ気がある」と言った女性ばかりなのである。
Mを標榜する女性とお付き合いをして思うのだが、そうは言っても本当にそうなのかな?と思うのである。
もっと言うと「違うよね?」ということなのだ。
思い込んでいるだけということになると思っている。
私はMと言われたところでSのプレイはしないのである。お一人だけ普段のお仕事柄Sっぽく振る舞わないといけないのだろうな…という方がいてSっぽく振る舞ったことはあった。それはその女性に非日常を与えようとしただけであり、あくまでもプレイレベルの話なのである。
ではなぜ女性がMを標榜してしまうか?ということを考えると「生まれ育ち」なのではないかな?と思っている。
私のお相手となる女性は私と同世代。
ごく最近まで男尊女卑的な社会に晒されてきたわけである。そして生家もその流れを酌み、男尊女卑の中で日常を過ごした人は多いと思うのだね。
自らの父親が男尊女卑的な考えを持たなくても、社会がそうであるから母親は父親を立てるということをする。そして表面的には男尊女卑な家庭になる。
それがスタンダードと考えるようになるのだろう。
母親を自らの鏡と考えれば、その堪え凌ぐ姿を女性としての美徳と考えるのではないか?と考えている。
結果、Mを標榜することが女として可愛いと思われると思っているフシがある。
女性のことばかりを書いたが男尊女卑的な社会は間違いなく男性にとっては好都合なのである。
しかも、それが当たり前かのような、ごく自然に出てしまったりするのだ。
こうした二人が出会ったときにどうなるか?と言えば、
女性は「耐えてでも尽くすのがこの人が喜ぶことだから」
男性は「横暴に振る舞ったところでこの女は満足しているみたいだから」
と、いうことで共に正解となってしまうのである。
ただ、これだと本当に望む姿なのかな?と思うのである。日常と変わらないのではないか?と。
私はこういうことをしてからすぐにそのあたりのことは思っていた。
生意気な言い方だが、そうした概念に囚われている女性を解放するのが自らの役割ではないかな?と思ってきたのであった。
で、その考え方は間違えではなかったのではないかな?と思っている。
女性が解放された結果、私からも離れていったこともある。私が辛く、寂しい思いもしたこともある。
しかし、それは別れには変わりないのであるが、「卒業」と思えば私が施したことをきちんと守ってくれた末の結果と思いたい。
女性たちの生き方として正しいと思うんだよね。
喜んであげないといけないのだろう。
今カノとも「卒業式」をしないといけないのかな?
それは考えたくない。
私が本当に強くなれないところだね。
夫がEDで~その21
私はいつもの待ち合わせ場所に行った。
そこにはいつものように小型車が停まっていた。
その車からステディは降りてきた。
いつものように。
そして、いつものように私の車の助手席に乗ってきた。
逢うとライトなキスを交わす。
ここまでは一緒であった。
いつもクールな感じのステディがその日は少し違っていた。私の唇から離れた口から出た言葉は「エッチしたいんだ…」であった。目が潤んでいた。
普段は私から求めることがほとんどで、ごく稀に求められることがあった。
そんな時は全ての予定を投げてでもステディの求めに応じていた。
この日も断る理由は見当たらない。
そして、ほんの少しではあるが、求められることも予測していたのであった。
私はすでに女と男のセックスは別物だということをこの女性から理解させられていた。
そしてそのひとつに快楽だけの時間を過ごすためだけにベッドにいることを嫌った。
時間は3時近く。
予約していた居酒屋の時間は6時。
一度車を置きに行くことを考えればホテルにいられる時間はせいぜい2時間だ。
「時間短いけど…」
「それでもいいから。お願い」
ステディに頼まれて断る手はない。
私はホテルに車を走らせた。
つづく
「元気だ」というのはベッドの中で示すものであって(笑)
一時期登録していた中高年専用サイトで話した女性から聞いたことだ。
やたらと「元気だ」ということを強調している男性が多いとのことなのである。
私がこのサイトに登録したのは自らの元気さにちょっと自信がなくなったからなのである。
そこで元気とは(笑)?
よほど自信があるのかな?と思うのである。
いやいや、私の理解では自らの元気さは他人に勝っていると思うんだよね。
でも元気が今ひとつになったからこそ、そのサイトに行ってみた…ということなんだ。
そこで考えてみたのであるが、「元気」と書く男性の心理は私とあまり変わらないと思うのである。
つまり一般の?サイトではちょっと自信がないのであるが、女性の年齢層を上げればまだまだ「元気な方だ」ということなのであろう。
しかし、それを売り物?にするという心理というのは如何なものであろうかな?と思う。
自らの心理を言えば何事に対しても「意外と良かった」「期待以上の働き」みたいなことを結果的に思われるのがいいのかな?と。
学歴や社歴と言ったはったりを利かせられるだけの経歴と言う名の武装をするのに躍起になっていた時代があったのは事実。
それが力になった部分は否めなくないが、かえってそれがマイナスになることも十分知っているつもりである。
客観的に見ればわかると思う。
小自慢をするヤツほど大したことはなく、本当に実力ある者は泰然自若とし、周りが噂してくれるのである。
自らがその領域にあるか?と言えば全くそうではないのであるが、ひとつ言えるのは主観なんていいかげんなもの、ということだろう。
サイトでの出会いなんてその場限りのものという考え方もあると思うし、それが大半を占めるのも致し方ないのは自らの経験からも言えることではある。
しかし、一方でそんな出会いの中でも長く続くという「良い思い」をした者からすれば、疎かな気持ちで臨んではいけないと思うし、たとえ一度きりとなっても一期一会でないといけないと思う。
要するに「見かけ倒しね」と思われたくはないのだね(笑)
「元気だ」というのはベッド(実地)で示せばいいことであるし、決して宣伝にはならないと思うんだ。
それくらい大人の女性は見透かしているだろう。
「まだまだ男でいたい」くらいがちょうどいいんじゃないかな(笑)?