愚息の呼び方
彼女やセフレと言ったパートナーとの会話の中で意外にもセックスのことを話すことは少ない。
彼女はまだしもセフレと言うのはセックスで結びついているわけだから、もっとセックスの話をしてもいいような気もしないではないのであるがあまりしないのである。
やはりそこは恥ずかしさが伴うわけである。
私は単なるスケベなおっさんであるため、恥ずかしくてパートナーとできない部分をこうしてブログに書きなぐると言うことをしているところがある。
では、全然しないか?というとそうではない。
パートナーもまたスケベであることは事実であるので、たまにセックスに会話が及ぶことがある。
セックスの心情面を話すことが8割程度で行為を話すのは2割くらいである。それを始めるとお互いの局部の話になることがある。
前カノさんは私の局部のことを「おちんちん」と言っていた。
如何にもかわいらしい呼称である。
お付き合いをしていた頃には私も「愛用」させてもらっていた。
一番多くのパートナーが使っていたのは「ぺニス」という言い方である。
因みに私が女性器を呼ぶのは「ヴァギナ」であり、これらはカタカナ(外来語)にしてしまうことによって少し恥ずかしさを払拭しているところがあると思うのだ。
今の彼女さんは「の」で表現している。
「貴方のは」「○○(名前)のは」と言った具合である。
これらは「ぺニス」と表現する以上に羞じらいを感じるのである。
今までお付き合いしたパートナーでたった一人だけ私の愚息のことを「チンコ」と言った女性がいた。
シーンとしては三度目のホテルデートで致した後にピロートークをしていた時のことであった。
「貴方のチンコ、太いからずんずん来ちゃって」
私の「チンコ」を手でまさぐりながら、いとおしそうな目で言ったのである。
その方はかなりの「チンコ」の数を受け入れたということを仄めかしていた。
確かに何度かのデートでもセックスの話は多かったと記憶している。
実際にセックスをするだけならば、お付き合いをしていても良かったのかもしれない。あくまで処理という意味でね。
しかし愚息を「チンコ」と呼ばれた瞬間に私の気持ちが萎えたのであった。
女性という存在にどこか奥ゆかしさを求めているのかもしれないね。
だからあまり露骨なのは…ということになる。
日本人の文化にある「恥」をどこかに持ち合わせているのかな?
否、私が所詮「チキン」なだけである。