アダルトビデオ好きな女①
私はあまりアダルトビデオなるものを見ない。
たまに自慰行為をすることはあるが、これをおかずとしたことはなく、時のステディの顔写真をそれとすることがほとんどなのである。
アダルトビデオを見ない理由というのは2つあって、一つは他人のしているところを見て何が楽しいんだろう?と思うのである。
人それぞれに性癖というのはあって他人のしているところを見て興奮する人がいてもおかしくはないのだが、私にはそれがないのである。
もう一つは自らと男優さんとの「比較」である。
中には汚いデブもいるが、筋骨隆々でマスクも良く、しかもモザイクがいっそうそれを思わせてしまうところがあるのであろうが立派なモノをお持ちのように思えるわけである。
そういう男性だからこそ女性がセックスに興じられるのかな?という劣等感を覚えるためにそんなものを見るという行為は私にはとうてい理解ができないのである。
そしてもっと言うと数少ないと思われる「汚いデブ」さえも腰を激しく振り、そして女性が感じていくのを見ると「こんなヤツにさえ負けているのか?」と思えてきてしまう自分がいるのである。
だから私は怖いもの見たさ、くらいの時じゃないと見ないし、それらを観賞することが「趣味」くらいに言う男性の気持ちはまったく理解できないのである。
これらは男性目線の話である。
「アダルトビデオを見るのが好き」
と言う女性がいたとしよう。
いや、意外と多いのである。
それを単に欲求不満と捉えることができるであろうか?仮にそうだとしても抱かれる対象をあの男優さんたち、と言う妄想を抱く女性とこれから一戦を交えようなんていうのはかなりリスキーではないのではないだろうか?
まぁ見た目については「汚いデブもいる」から…いや、そんなことはない。汚いデブの出演するアダルトビデオなんて女性は見るはずもないのである。これまた性癖があるので汚いデブに犯されることを望む女性も中にはいるかもしれない。しかし、それはかなりレア物と思わないといけないと思うのだ。
だから…こういうことをサイメで話す女性を極端に警戒した。
写メ交換で断られない…しかし、やはりテクニックという点であの激しいプレイができるのか?と言われたら「ちょっと無理」と思うのである。
しかし、そういう話までできた女性をあきらめきれるか?というとその勇気もないのである。
だから…何とかセックスにこぎつけられるように話を持っていく。
ただ…そこで「俺もそれくらいのテクはあるさ」とか「イカせた女は多いよ」なんて嘘は言えない。
だってステディであろうがセフレであろうが、せっかくお付き合いするならば長くお付き合いしたいからね。
嘘なんてすぐにバレるのさ…
つづく