ゲスな男、ゲスな女(9年間の不倫と今の戯言)

40過ぎに女の味を知ったショーもない男のブログです。言いたいこと言うばかりで参考にもなりゃしないと思います。コメントは承認制にしているので、非公開の場合はその旨書いてください。

このことが自らのウィークポイントを克服することになろうとは。

私は社会人になってからほとんどが営業職をしている。

それは勿論、会社に売上と収益をもたらすものでありトップラインであることには間違いないのである。それなりの自負もある。

しかし、そのほとんどが営業に配属されるわけで、中には不向きな者もいるのが事実なのである。
その典型が自分である、と思っていた。

どちらかと言えば、頭でっかちで暗いのである。ただそんな姿など見せたことがないというだけの話である。

入社した時はバブル期で売り手市場であった。加えてある事情もあり、今の会社に入る時はプロ野球で言えばドラフトにかかったようなものであった。

しかし、配属の希望を聞かれた時、当然内務を選ぶと思っていたのが営業を選んだのである。人事部も驚いていた。

会社のエンジンと思っていたのだね、営業を。まったく純な気持ちさ。

そしてなんとなくこなしてしまう。
周囲からの評価も「営業向き」ということになる。

しかし、決定的に向いていないのは「人が苦手」なのであった。もっというと「人なっこくない」。

ただそれが40代になってから克服されたような気がしたんだよね。

誰とでも気さくに話せるようになった。

勿論、年齢の問題もあろう。
しかし、一番の要因は「出会い系サイト」なのかな?と思う。

確かにメールのやり取りは長くする。
自分のことも話すし、お相手のことも聞く。
ある程度わかる部分もある。

ただ初めて出会って話をするというのは相当なるストレスがかかる。

しかも、中にはその日のうちにセックスをするということもある。
いきなり肉体的、精神的な恥部を見せるわけだ。
これは相当強くなった感じがする。

私はもともと女性に弱い。
今もあまり強い方とは言いがたいが、普通に接することができるようになった。

取引先でも社内でも女性の社会進出は目まぐるしいものということを感じさせる。

もはやジェンダーで腰が引けていては商売にならない。

このあたりが出会い系サイトの副産物かな?と思うのである。

先生を生業とする女~18

私の一突き一突きに彼女は反応していた。
表情が歪む。
私の予想は当たっている様子であった。

女性の身体全体が見えるからなのであろう、この上体を立てたままピストンを続けるというのはAVのシーンでよく見られる。

この体位は男性諸氏であれば経験していると思うのであるが、意外とキツいのである。普段でもキツいのに当日の体調では尚更辛いのであった。このまましているのは体力を奪っていくだけだ。

私はステディとのプレイの中でありとあらゆることを試させてもらっていた。ステディもまた、この位置に近いところにスイートスポットのひとつがあったから、それへの対処方法もわかっていたのである。

私は枕を手に取るとそれを彼女の腰の下に入れた。一つでは少し角度が足りないとみるやもう1つ入れてみた。

「何をするの?」
彼女は聞いてきたが私は無言であった。
恐らく意図はわかってくれていないのであろう。

しかし、私が上体を彼女に被せてもそのスイートスポットに当たることで彼女の表情はより歪んでいった。

しかし、困ったことに私の限界がやってきてしまった。
人間の身体というのは意外と自らを克服できない。

男には「疲れマラ」という現象がある。マラとはぺニスのことだ。

例えば徹夜した後に股関が言うことを聞かないという経験をしたことが男性ならあると思う。

あれは生命の危険を感じた時に子孫を残そうと性欲が増す現象であるという。

ただ、あの現象の時にセックスをすると射精を目的として勃起しているから、早く(死ぬ前に)射精しようとするんだね。

神には勝てないということさ。

つづく

歳の差婚の結果?

私が不倫した女性は歳の差婚という方が多かったように思う。

中には明確に「セックスがしたい」と言っていた女性もいたが、これは男性が考えるような快楽の世界ではなく、女性として見られることの象徴として言っているのであろう。

そうなんだよね、男性はセックスを快楽とプレイ内容に求めるきらいがある。その結果、自らの性欲が減退すると女性を求めなくなるということになる。

自らのことを考えれば、そうではないケースもあるのだが、大抵はそんな感じなのであろう。

私も以前に較べればかなり弱くなったが私と同世代の配偶者が性欲が減退しているとすれば、まだ彼女たちは30代後半~40代前半。女盛りにさしかかるところである。

女性というのは男性より何ごとに於いても早い。成長期も早ければ、精神的にも大人になるのが早い。だからこそ若い時に頼りがいのある歳上を望むのであろう。それは決して間違えてはいない。

唯一、女性が遅れてくるものとしてはセックスなのだと思う。そして、いよいよ自分が良くなってきた時に配偶者がダメになるということなんだろう。

セフレであった人たちのほとんどは更に彼氏も大したことはなかったというところのようだ。

ただセックスのことよりも重要なこととしては会話が成り立たないということのようだ。爺くさいという一言では済まされない。むしろ、歳の差が生む見下したような言い方と自らの意見を聞き入れない態度に辟易とするようだね。

そして、歳上だから頼りがいがあるという幻想も何年か経てばわかる、というものであろう。幻想とわかった時、幻滅に代わるのだろうね。

歳が近かったりすれば「それもまた致し方なし」と思えることが、そうは思えないことが原因なのかな?と思うんだよね。

恩着せがましくなってはいないだろうか?

好きだからといって何かをする。
例えばプレゼントをする。
今はクリスマスだし、ちょっとそんな気分となる。

しかし、それが本当に彼女が望むところのものか?というとわからない。
むしろ大きなお世話なものだったりするかもしれない。

ある時に渡したアクセサリーを彼女がしてきた。
嬉しかったのであるが、彼女が「していかないと」という気分になっていたのであれば、それはちょっと違うのかもしれない。

プレゼントを例にとったが、何か施しをしたと思う時にそのリターンを求めてはいけないのであろうね。

もう1つ言えば、自らがしていることに対してお相手がどれだけしてくれているか?の比較などしてはならないと思うのだ。

これを始めると負のスパイラルに陥る。
「やってあげている」という気分になるのだね。

「私はこれだけしてあげているのにあなたは・・・」と、こうなってしまうのだ。

今まで何人かセフレという存在がいて、その別れを感じる時は私がそれを感じ取った時でもある。

定期か不定期かを別として、何度かベッドを共にする。

当たり前の話として、そこに特別な感情が起きないわけがないのである。

男というものはそうしたものなしにセックスができてしまう生き物ではあるのだが、複数回会おうと思うのは、そこにプレイをするということとは別の感情が起きているからなのである。

しかし、それを出してしまい過ぎてもいけないと思っている。なぜなら、それでお相手が勘違いをしてしまうことがあるからなのである。

そして、始まるのである「◯◯してくれない」と。

それが始まった瞬間に恋人気分なわけである。
もう終わりかな?と思うのだ。

私がセフレにする女性は配偶者がいて、基本的には彼氏がいる方、としている。彼氏がいない場合もあったが私には彼女がいることを告げている。

彼氏がいない場合は致し方ない面もあるとは思うが、彼氏がいる場合は私の存在は間男に過ぎない。

しかし、そこにまで愛を求められ、気持ちのリターンを求められると「終わりにしないといけない」と思うのだ。

それを「欲しがり」とは言わない。なぜなら男でも特別な感情が起きるのだから女性にはそれがないとそうにはならないことなど承知しているつもりだからなのである。

ただ、それを前面に出してくるようになったならば、隠しきれなくなったならば、終了なのだと思うのだ。

プレゼントを用意しているという。
「プレゼントまで用意しているのに…」
しかし、クリスマスはその人と過ごすためにあるわけではない。

人のふり見て…なのである。

対彼女さんとて、所詮世間から見れば不倫でしかない。毎日、お互いに愛してるとメールしていても不倫でしかない。

現実論として、彼女には彼女の生活がある。
踏み込んではならない部分があるのだ。

そこを勘違いしてはならない。
踏み込んで、恩着せがましくするのはもってのほかなのである。

ベンツに乗る女~その16

激しいセックスに一度終止符を打つと彼女のびしょびしょになった部分をティッシュで拭き取り、自らもゴムを外して拭き取った。

まだ息の荒い彼女を腕枕し、頭を撫でながら話かけた。
「男性に抱かれるのは久しぶり?」
「うん。10年ぶりくらい」

個人事業主から法人化し、多忙な毎日の中で女を捨てた、と言っていた。

「でも、お誘いとかあったんじゃない?」
「無くはなかったわ。でも、おじさんというかおじさんばかりで…男として見れなかったわ。私の年齢では仕方ないのでしょうけど」

事業も落ち着いてきたと思った時にふとこれで終わるのは淋しいと思い、友人に相談したところサイトを勧められたらしい。しかし、卑猥な言葉で誘ってきたり、サイトでも歳上であったり。

そんな時に私のプロフィールを見て、タイプサインをしたのだと言う。

「無理かな?とは思ったけれど…そうしたら乗ってきてくれて…」

年下狙いであったのだろう。そして、勿論こうなることを望んでいた。
「なかなか誘ってくれないからやはり私じゃダメなのか?と思った」

「で、どうだった?」
セックスの感想を聞いてみた。
「初めて一緒になったのにあんなに逝っちゃうなんて恥ずかしいわ」

私は彼女の手を自らの胯間に持っていった。
先ほど射精しなかったのであるからぺニスは隆々としていた。
彼女それに触れるとビクッと反応していた。

「もうこんなに?」
彼女は私が射精したと思っているから驚きを隠せなかった。

私は愛撫を再開した。
彼女の下半身に手をやると先ほど拭いたのにも拘わらず、そこはぐっしょりと濡れていた。

「スケベな身体してやがるな…」
私は口調を戻した。言葉責めも彼女の興奮を誘っていると確信していたからだ。

「やめて。もうこれ以上されたら壊れちゃう」

私は構わず続けた。

「や、やめて」
「俺に命令口調か?」

「お願いですから止めてください」
「じゃあ、俺のいきり立ったのはどうする?」

「お、お口で。お口でさせてください」

私は体勢を変えた。

つづく

最近気になって仕方ないこと

私も大台に乗って、今の自分を「中年」「熟年」「老年」どう呼んでいいのかわからない。

先日も書いたと思うのであるが、それら老齢化に無駄な抵抗を行っていて、皮膚にローションを塗ってみたりサプリを飲んだりしている。

老齢化は耳の後ろから始まると聞いたことがある。恐らくは加齢臭のことを言っているのであろう。
だから風呂やシャワーに入れば、そのあたりを異常に洗うのである。

先日、会社で仲良くしてもらっている同期が札幌にきたので5年ぶりに飲んだのである。

会うや否や彼は言った。
「若いねー、全然変わらないじゃん」
それを聞いた私はすかさず返した。
「いやいや、そっくりそのまま返すよ」

笑顔でこう言うのが当たり障りのないことであるが、私は大きな嘘を言ってしまった。

明らかな劣化を彼に見たのだ。
そして彼も営業マン。
入口を選んだ可能性がある。どうであろうとも「そう言えば当たり障りない」と考えても不思議ではない。だから額面通りに受け取って真に受けたらいけないのである。

そして、そう思った私は家に帰ると5年前の写真をスマホのアルバムから見てみた。そこには5年前の私の隣に前カノがいた。それをじっと見つめると「未練」という文字しか浮かんでこないから、あえて無視するかのように私だけを指で大きくしてみた。

考えられない劣化をしていたのである。
毎日顔を洗って見る自分の顔など「遠目」でしかないことを目の当たりにした。


同じ頃である。
私は風呂上がりに綿棒で耳そうじをしていた。

その綿棒にかすかに何かを感じたのだ。
慌ててそこに指を向かわせる。

なんと「耳毛」が生えていたのだ。
私はそれを抜くと反対の耳にも手をやった。

何せ慌てていたのであろう。
左手で右の耳に手をやっていたのだ。
財津一郎の「キビシー」的なポーズになっていたのである。これでは抜けない。

冷静になって右手で耳毛を抜いたのであるが耳毛だぞ、爺のシンボルのようなものだ。

今週の月曜日のこと。
営業会議をしていた。

今月は「マネジメントに特化」などと悠長なことは言ってられないのはわかっている。だからそれなりに動いてきたはずだが、ここにきてある地区の担当者が「できません」と言ってきた。

「今さらかよ」とは思った。しかし、そこで叱ったところで数字が出てくるわけではない。ぐっと我慢した。そして、思案した。右手を眉間に当てて。

間なら良かったのだが、私の指先は眉に当たった。
何気にいい感触が指に当たった。

太い眉毛が生えていたのだ。

太い眉=村山元首相、という発想にしかなり得なかった。

そして「あんな爺」に自分がなりかけているということを実感した瞬間でもあった。

もう会議などどーでも良かった。
早くこいつらを抜かないと村山さんのような見た目のくそ爺になるとしか思えなかったのである。

会議を解散した。マネジメントの放棄である。
その結果、自ら数字を取りに行くこととなりこの3日間で1800km以上車を走行させている。

こうなると「毛」が気になる。幸い禿げてはいないが円形脱毛症になっていないか?まさか下の毛に白いものが混じってないか?など、すごく気になるのである。

こうして私が経年劣化していないか確認しなきゃいけないところがまた増えたのであった…

ガードの甘い男

「お相手の奥さんにバレたようなのですが別れた方がいいでしょうか?」
こんなご相談がきた。

一般論で言うと「不倫は夫権侵害という民法上の不法行為に該当しますから決定的な証拠を握られないうちに終えた方がいいでしょうね」と言うことになるであろう。

先ず自分がどういう立場にあって、少なくとも自らの持つリスクにお相手を巻き込んではならないと思う。

私は社会人1年目でも上記の回答ができた。なぜなら正にこれから不倫をしようとしており、もしバレた場合はどういうことになるか?を知っておきたかったのである。

それにしてもなぜバレてしまうのであろうか?

スマホを覗かれた?
メール(LINE)を見る機会が多くなった?
服装が小綺麗になった?
生活習慣(サイクル)が変わった?

疑われることも含めて、バレるというのはいかにもガードが甘いと思うのであるのだ。
上記のような例はいずれも対策は打てると考えている。

このようなことについては、先ず事前準備が必要となる。配偶者が自らに興味を抱いている(勿論、男女というだけでなく離婚機会というのもある)かどうかは普段わかるであろう。

そういう人の陰で「悪いこと」をしようとしているならば、より以上にきちんと事前準備をすべきなのだ。

スマホのパスワードは会社から定期的に変えるように言われるようになった、とほのめかしておく。

休日に外出できるように習い事や趣味の世界を休日に作る、などする。

そして、お付き合いを開始したお相手とも十分に話し合いは必要だ。

「ホテルデートの時はガッサイ格好していくけど許してね」
「ちょっとメールが多すぎるから直ぐには返せないけど後からきちんと返すから悪く思わないでね」
こうした話を受け入れないお相手とはお付き合いしないのが賢明だと思う。

世間では不倫と言われるが、本人たちは意外と真面目に恋愛している。これは事実だ。そして、舞い上がることも事実なのである。

しかし、だからこそ少なくとも何れかが冷静になり勇気をもって提言をして、他方はそれを受け入れるべきと考えている。

それが大切な二人の関係を保つための必要最低限の事柄だからなのである。

そこまでしても疑いを持たれたら、どうしたらいいのか?話し合えばいい。また対策を練るのである。

ただ「バレたみたい」とだけ言ってくるのは本当にその関係を保ちたいと思っているのかな?と思うわけである。

もっと言えば私が考える程度のバレそうな事象くらい世の男性は考えるのではないだろうか(笑)?

つまり「バレたみたい」は貴女と別れるには一番安易な理由なのである。

ということで、そんな男とは別れた方がいいという話なのだ。

バブル期に弾けていた女~その1

こんなことをして5年も経過した頃のことであった。

私はその少し前からスポーツクラブに通い始めていた。

ステディには「最近太ってきたからダイエットのため」と言っていたが本心は更にセックスライフを楽しみたいということであったのだ。

ステディとの間においても感じていたのは、有り余るほどの性欲に比べ、体力や筋力に乏しいということであった。

もし自らの性欲にまかせてしたならば、大きな疲労が残り、腰を中心として筋肉痛をもたらす結果となっていた。

「これではいかんな」
学生の時以来、まるで運動をしていなかったのであるが、そんな不埒な理由から運動を始めたのであった。

表向きのダイエットやボディメイクなどどうでも良かったのである。結果としてそれらは副産物としてついてきたが、足腰が鍛えられ、心肺能力が高まればそれで良かった。

そんなことを3ヶ月も続けると少し自らに体力がついたような気がしたのであった。

「ちょっと試してみるかな?」
ステディと旅行に行った時に本気を出してみた。

「もう勘弁して…」と言われるまで腰を振り続けてみた。勿論ステディは何度も果てている。

ステディはセックスは嫌いではなかったが、快楽追求型ではなかった。
旅行という特別な時であったから許されたが、普段ならどうなっていたことであろうか?
二度としまい、と思ったのである。

一方で人は持てる能力を最大限使いたいと思うものである。

休眠状態にしていたサイトに半年ほど前に変なメールが入っていたことを思い出した。
「仲良くなってセックスしませんか?」

女性からのメールでいきなりセックスを誘ってくることなど後にも先にもなかった。
メールをもらった当時は「どうせワリキリ(売り)だろ」と思って放っておいたのであった。

サイトを開くとまだ履歴が残っていた。
そしてプロフィールを開くとまだその女性はサイトにいたのであった。

つづく

女性上位に学ぶ

セックスをしていて女性が思うところは男性よりも多様であると考えている。

男性の場合、自らの快楽しか考えていないところがあるが、女性は自らの快楽よりも如何に二人の時間を過ごすか?について考えていることが多いような気がする。

「男性の逝くところを見るのが好き」
「前戯だけでもいいの」
「脳幹で逝く感じ」
「肌の温もりを感じるのがいい」
セックスの意味合いとしていろいろなことを女性から言われたことがあるのだが、男という立場としてはやはり女性に身を捩らせるほど感じて欲しいし、最後は身を硬直させて果てて欲しいのである。

勿論、直接は言えないが、斯様な意味合いを言ってくる女性はあまりいいセックスをして来なかったのではないかな?と思うのである。

自らセックスの意味合いを作ってしまっているのかな?と。

ある女性とセックスをした時にその女性は自らの中イキの仕方を知っていた。

何度かセックスをして、自分がイキたくなったのか?はたまた一生懸命する私にいたたまれなくなったのか知れないが、過去に開発された体位に私を導いたのであった。

彼女もまたそれが望む姿ではなかったと思うのだ。

しかし、その体位で当たる部分は私の中でインプットされたのである。

その体位は対面座位。
当時の私の勃起力からすれば壁の上の奥を押していたのであった。

しかし、そのやり方は他の男性が開発したことだ。
だから「正常位」でそれを実現しようとしたのである。

そのためには彼女の腰の下に枕を入れることによってスイートスポットに当たるようになった。

そこからは…合わせ技というのも効いたけれど、何らかの形でそこに当てるということで彼女の身体を自在に扱えたね。

そんな経験もあって、それからというもの女性に要求することがある。

女性上位になって「好きなところに当ててみて!」と。

これで感じるところがどこかわかることって多いんだよね。

学ばされる。

確かに試行錯誤してたどり着くというのも悪くはないが、そんなことでスイートスポットがわかるならばそれがいいよね。

あとは体位は別としてそこに当てればいい。

女性の満足感は尊重するとして、私の満足感として女性には身体で逝って欲しいんだよね。

セフレさんにはしなくて彼女さんにはすること。

大好きな彼女がいるのにセフレを作る。

この感覚がわからないという人は多い。

でもね…夫婦関係悪くなくても浮気する人いるじゃない?はっきり言うとそれに近いのかもしれないね。

ただそのあたりも言い訳に過ぎなくて、もう経験を積むのも終わりにしていいかな?なんて思い始めている。

男なんてものは浮気っぽくて、上から目線で…私もその通りなんだが、今の環境がそれを変えようとしている。

もうお遊びはいいかな?と。
何人したか?なんて最初から思っていなかったけど、人並みに経験したのかな?と思って。

ところでセフレさんにはしないけれど、彼女さんには必ずすることがある。

女性の中にはセックスはしても心許した人としかキスはしない…という方もいるようであるが、身体を高めていく段階においてキスがないのは淋しいというよりも難しい。自らが興奮していかないのだ。

後戯はセフレさんともする。
世の中には前戯さえもあまりせずにインサートしてしまう男性がいると聞くのであるが、それは完全なマナー違反として、インサート終了後にクールダウンする時間をもってセックスの1クールは終了すると思っている。

男女は空気と水くらいの違いがあって、男性が熱しやすく冷めやすいのに対して女性はその逆であることが多い。

女性は受け身であるがゆえにどうしても男性のペースにならざるを得ないのであろうが、だからこそ男性がそれを理解して遂行しないといけないのではないかな?と思うのである。

セフレを標榜する以上は女性目線でセックスをして初めてその役割を果たせると思うのである。

ただ、その後戯の時にセフレさんにはしないことがある。いや、寧ろ彼女さんには無意識のままにしてしまうことがある。

ギュッと抱きしめること。
感謝の意を込めて。
そして、いとおしくて。

これが大きな違いなのである。
クールダウンの時に抱きしめられたら、彼女さんからすると大きなお世話なのかもしれないけどね。

夫がEDで~その23(ラスト)

その夜ステディと飲みに行った。
普段と同じような飲み会であり、行きつけになっていた焼き鳥屋でひとしきり飲んだ。

そうした飲みの終了後に誘われることは過去にあったし、その後もあったのだが、この日はそうした求めはなかったのであった。

良かった…と思ってしまった。
よく言えばステディを昼間に肉体的に満足をさせたということであろう。

しかし、気持ちの上でも誤魔化しを効かせてしまったということなんだね。

まぁ、飲んだ後に人目も憚らずキスをしまくった覚えがある。
これもまた「お前だけを愛してる」というを示す(それは事実なのであるが)、まやかしに過ぎない。

ついでに言えば、翌日曜日にも朝からホテルに誘っている。
「完全犯罪」を目指すためには完璧にステディに女を求める必要があった。

思えば、これが初の浮気だったかな?
バレずにすんで良かったという思いと、ちょっと自信をつけてしまったという感じさ。


で、遠距離の年上の彼女は…なんだけどね。

私が完全制覇したと勘違いしたのだろう…

結論から言うと二度となかった。


私は更に新しい相手を探した。

歳上主婦なら引っかかる、思ったのだね。
出会いなんてない、と…だから私にチャンスもあるのではないかな?と。

で…同じ地区の女性に行ってしまった。
多少遠距離はステディにも言い訳が効くしね。

だから、いいかな?と思っていたのは事実。

しかし、お相手が一緒じゃないかな?と思っていたんだよね。

案の定そう。

結論、腰の軽い男として振られた。

でも、それでヨシとしたのさ。

気づいていてそうしたのであるから。

その女性はサイメで言っていた。
「親友にサイトを知らせたら、あなたがアプローチしてきた」
「どんな女にもそうするならば終わりにしましょう」

私は応諾した。
彼女もまた沢山の男と同時並行なのに私の行動が許せないらしい。

致し方ないよね。

私が粉をかけたのは当に彼女であることは確信していた。

私が会社帰りにメールを入れると
「気よつけてね」
と。
これが一緒なのであった。

学がないのは環境でしかない。
しかし、それを克服しないのは違うと思う。

彼女から別れの言葉を言われて応諾した。

未だに良かったと思うのである。


おしまい。

配偶者の呼称で…

女性が不倫をするということは家庭に不満があると思っておいて良い。

その点男性は家庭に不満がなくても「浮気レベル」で不倫をする。
要するに配偶者以外とセックスがしたいということなのだ。

だから男として、自分と同じレベルで女性が不倫をするだろうというのは妄想に過ぎない。その程度の意識レベルならば不倫という関係は成立しにくいと思っておいた方が良さそうだ。

とすると以前にも書いたが配偶者の不満というのは出て来て当たり前なのである。因みにセフレという関係ではこれに彼氏さんの不満も聞くということになる。

しかし、だからと言って逆をしていいのか?と言うとそれはあまりいい空気をもたらさない。それは女々しいと思われるのがオチだ。

配偶者の話(主に愚痴)を聞いていて、思うのはその呼称によって夫婦関係(家庭環境)がわかる、ということだ。

「パパ」「おとうさん」
これは子供中心に回っているのであろう。
おそらくその役割としては配偶者に不満はない。
話の内容もそんな感じなのである。
しかし、配偶者に「男」を感じていない。
そもそも不倫相手に配偶者のことを話すのにその呼称はどうなのかな?と思うのだが、セフレとしてはお付き合いしていて一番楽なのである。
簡単に言うと浮気レベルに近いからだ。男性の感覚に似ている。

「夫」
完全に自らに対する役割で配偶者のことを呼ぶ。
非常に独立心が強い女性、特にフルタイムで働く女性はこう呼んでいたかな?
男性とも対等な関係を望む。
だから、生半可な気持ちで行くとやられてしまう。
こちらの心持ち次第だが、長くお付き合いするにはいいお相手かな?
ぐいぐい引っ張っていく方がいいタイプかな?

「旦那(さん)」
実はこれが一番多い。
主従関係が女性が望んでいるかどうかは別として、はっきりしているのであろうね。
専業主婦はこの呼称が多かった。
セフレさんの場合は彼氏さんとの関係も本当は違うものにしたかったのであろうが、結局主従関係にならざるを得なかったというもの。
こういう女性には他のタイプよりも更に解放感を持たせてあげたいと思うんだよね。

私の経験値でしかないから合っているかどうかはわかりかねる。
「夫」タイプでもたまに甘えると喜んでくれるし、「旦那」タイプでもたまにSっぽくすると喜ぶしね。

本質を見極めた上で変化は必要だよね。
お互いに非日常を作るためには…

頭の良さではなくて気持ちがわかるということの方が。

私が思うことのひとつに男女が求めることというのはかなり差異があるというものがある。

特に不倫関係においては…

若い時の自由恋愛というのは、まだ自己形成ができていない分、客観的な何かで選んでしまう傾向にあると思う。

昔よく3高と言ったが正にあれである。

しかし、もはや熟年とも言える年代になった今、そんなありふれた武装をもって恋愛の対象になれるか?と言えば、そうではないのではないかな?と思うのである。

私のお相手となってくれた女性の中には配偶者がドクターや弁護士、それ以外でも高額所得者であったこともある。

そこで自らの今の社会性をアピールしようにも無為の一言に過ぎない。

しかし、男というのはダメな生き物だからいつまでもそれをやってしまうものなのだよね…

「女にモテたい」を活力として頑張ってきた男というのはたくさんいると思う。私もその一人。
今となっては、そういうことじゃないと思うんだよね。

ただ未だに自分の社会的立場や聞き知った知識をひけらかしてしまうことがあるのだ。

そういうことではないんだよね。
底が浅い、と自ら思う。

例えば学歴のことなんか、今さらどうでもいいと思うのさ。あんなものは親が教育熱心で学べる環境にあったかどうかで決まるようなもの。

仕事だってたまたま役職がついたりしても、世間様から見ればなんてことはないものなのだよね。

だけど私と同世代の男というのは背比べさせられてきているから、そんなことに拘るわけさ。

寧ろそんなことは当たり前として考えないといけないと思うんだよね。
社会の尺度で計った価値などあって当たり前。

如何に気持ちをわかってあげられるかが重要だと思っているんだ。

変に自分を大きく見せたりするならば、そちらに力を注いだ方がきっと良いお付き合いができると思うのだよね。

当たり前のことを言っているのであるが、それを意識しないとなかなかできない。
当たり前のことを当たり前にできれば良いのだが、それができないのなら意識していくしかない。

それが自然となった時にお相手からも愛されて、長いお付き合いになるのだと思う。

先生を生業とする女~17

私は中に入っていった。
濡れきっている彼女の中にゆっくりと入っていくとヌプヌプとひだが絡みついた。

「大きい、楽しみ…」
こういう感想をもらうのは久しぶりであった。
それは経験値を示す一言でもあると思う。
恐らくは何人ものぺニスを咥え込んでいるためにサイズがわかるのではないかな?と思った。

私は体調が良くないことを自認しながらもスイッチが入りつつあった。
つい先ほどまでさっさと終わらせようと思っていたのであるが、それを許さない自分がそこにいた。
これだから女好きは困る…内心苦笑した。

ゆっくりとしたピストン運動に彼女の表情は恍惚としたものになっていった。
そして、奥を衝く時よりも引いた時に声が漏れるのはどこか手前に感じる部分があることを示していたのであった。

私はその表情と声を楽しみながらも、その場所がどこなのかな?と思っていた。

この女性のお相手をしているのは園児のパパたち…それは恐らくは私よりもはるかに若い世代であろう。

男性ならば経験があると思うのだが、若い時は反り返りがすごくてインサートに苦労したことがないだろうか?

私は若い時にその経験があり、その時は中に入っても女性のヴァギナの上ばかりを叩いていた。

当時はただがむしゃらにセックスをしていたのであるが、そうしているうちに当時のステディはそこが感じるところとなっていったのであった。
女性の身体とは、かくも神秘的なのだ。
男に合わせるのだね。

私はこれを思い出した。

自らの上体を起こし、彼女の腰を抱え上げて、一番強く当てられる亀頭が奥よりも少し手前を衝くように角度を変えたのであった。
恐らくは日頃?衝かれている位置に。

それが当たった様子であった。
衝いた時の声は大きくなり、表情は歪んでいったのであった。

私はピストンを早めていった。

つづく

女日照り~余裕なき男に女は魅力を感じない

こういうことを始めてからそうした状況に陥ったのは2年くらい前に半年間くらいあった。

本当はその期間もなかったのかもしれないが、私のちょっとした落ち度により間が空くことになってしまった。

ちょうど引っ越しをして首都圏からこちらに来た時であったので首都圏の女性たちとは一区切りつけてきたから、こちらで探し直し?となったわけなのであった。

引っ越しが決まって2年前までセフレだった女性にメールをしてみた。
地味ではあったが美人さんだったし、セックスの相性も悪くはなかったからね。

ちょっとたかをくくっていたところがあったのは事実。
しかし、お誘いメールに返ってきたのは
「新しい彼氏ができて相性ばっちり」
という私にとってはつれない答えが…

「おめでとう。良かったじゃない」
去るものは追わず。いい人ぶって祝福のメールを送る(笑)

さて、一から探すかな?ということでサイトに再登録。なんとかなるでしょう…という安易な考えだったのであるが、ここからがうまくいかない…

なんだろうね?
やはりギラギラしてしまっていたのであろうか?
どうも空振りするわけである。

何人にもアプローチをかけるのであるが、ダメなのであった。

この時ステディもいなかったので、「この女性ならステディにしたい…」というプロフィール内容の女性にばかり行っていたのも外し続けた理由だろう。

余裕のなさがメールの文章にも表れてしまっていたんだね。そういうことに女性は敏感なんだと思う。

そのうち、身体の寂しさに耐えられなくなって、この時ばかりは「ワリキリ」に手を出してしまおうかな?とまで思ったくらいだ。

やっとこさ出会えたのは9月末。
セックスが大好きな女性であった。
彼氏さんにセフレが3人…毎日でもセックスがしたい…間々々々男でお願いします❗って感じ(涙)

ところが…である、これを機に次々ととなるのであった。不思議なものである。

その頃に今のステディとも出会う。
無論サイメでのやり取りが良かったからであるが、出会ったら「一目惚れ」する。

ちょいと困ったのは日照りを潤してくれた女性であった。
間々々々男であったはずが…通勤経路にこの女性が住んでいたので早帰りができそうな時にはちょいちょい途中下車していたのであった。

そして…断られることがない。
いつの間にか、間男くらいに格上げになっていたようなのである。

「他の男と別れるから彼氏になって…」
ありがたきお言葉ではあるが、それは無理、と別れてしまったのだね。

まぁ、でも…
その女性には感謝している。

だって彼女が私に余裕を与えてくれたのだからね。